松岡禎丞さんが原案のリアルすぎる声優マンガ! 現場の実体験がてんこ盛りの、山あり谷ありサクセスストーリーになっております!!
コミックプラスの製品情報を掌握する(!?)窓際バイト・さあや(アラサー・女性)が、一身上の性癖で選んだ名作たちを力説紹介するオタク連載。オススメする気持ちは人一倍! 伝える力は講談社デブリ! 泡を吹いて卒倒する文章で書きあげるよ~! 毎週土曜日更新だよ~!
オタを隠して生きてきたのにどうしてこうなったφ( ^ω^ )
恐ろしいことに誰得ツイッターアカウントができたよ!⇒さあや絶賛の中の人@講談社内
まったく役に立つことつぶやいてないけど頼む~ふぉろみ~!
いつかこのお話が、“小山田宙太 CV. 松岡禎丞”で見れたらいいなぁ~。
月並みな言葉だけど、もう終わってしまって“超ショック”です……『CV.オレ!』。 始まった時は、声優の松岡禎丞さんが原案ということで、ちょっと気にはなっていました。松岡禎丞さん、尊敬と敬愛を込めてつぐつぐと呼ばせてもらうけど、「つぐつぐが原作かー、どうせ当たり障りのない声優クラスタホイホイマンガだろ」とか心のどこかで思っていたのかもしれない……いや、思っていた。もっと早く読んでいればと後悔しました。これ、おもしろいですよ。すっごく。
乙女ゲーにチャレンジする宙太くん。つぐつぐもこんな気持ちになっていたと思うとおもしろい。(そして居たたまれない)
本当にぜひ読んでほしいんだけど、読んでみると、上野春生先生の絵柄とあいまってすごくしっかりした少年マンガなんだよ……。主人公の小山田宙太くんが新人声優として事務所に合格するところから始まるんだけど、最初はめっちゃ調子にのっててね。その調子ののり方も「これからトントン拍子に最強の俺が活躍するぜ!」って感じでとても憎めない……むしろ、私も美大の中ではちょっと有名な学校に合格して、それだけで調子にのってたからその頃の気持ちがめっちゃわかるよ……。大変なのはやっぱりそこからでさ、事務所に入ったけど仕事がない、オーディションに落ちるなんて日常茶飯事。他人の実力を目の当たりにしてへこんだり……。それでも宙太くんのすごいところは、へこむにはへこむんだけど、「こなくそ負けてられるかっ!」ってあきらめないで努力して、かつそれが自分の実力にメキメキ反映していくところだと思っている。素材の違いはあるにせよ、こういう気持ちって目指すものが違っても本当に大事なんだなって思い知りました。
2巻でつぐつぐが「この物語はノンフィクション(8割方)です」って言ってて、それじゃあどこまでノンフィクションなのか、wikiを片手に読み返してみました。……すごい。本当に宙太くんと同じような遍歴をたどっていますよ、つぐつぐ。他のキャラクターも、モデルがはっきりしていて、憧れの声優は石田彰さんだし、ライバルで親友でもある叶くんは島﨑信長さんではないでしょうか……? すごい、当たっててこんな展開があったとしたらなんだかとっても興奮してしまうっ! 少年マンガとしておもしろいのは冒頭でさっき話しましたが、声優クラスタも軽率に釣られてしまっていいと思います! キャラとリンクさせて読むのもまた楽しいです~^^
現場のリアル&熱量が伝わるシーンはドキドキしますね!
つぐつぐを初めて知ったのは、私が愛してやまない『アイドルマスター』のライバルユニット・Jupiterの御手洗翔太くんなんだけど、この子は生意気かわいい系。そのあとも何度もつぐつぐの出ているアニメを見ているんですが、そう、演じ分けがすごい……。翔太くんのかわいい声、最強主人公声、敵の狂人声……同じ人間の声帯から出てると思えない声と演技力。マンガの連載は終わってしまったけれども、つぐつぐを宙太くんだとするならば、まさに憧れの声優さんのように宙太くんはなれているんだと思います。