祝なかよし60周年企画Part3
怖いマンガの代表格、高階良子作品を語ろう!
小学生のとき、女の子なら一度は読んだことのある「なかよし」が今年で60周年。記念の年に、懐かしのコミックスが復刻されるなど、ニュースが続々。なかでも、怖いマンガの代表格、高階良子先生に(アラフォーは?!)注目!
「なかよし」が今年なんと60周年だそうです。 私も小学生のとき、「なかよし」を買っていました。当時、背表紙がレインボーカラーになっている年があって、本棚にならべてご満悦だったのをなんとなく覚えています。
こんな企画もやっているそうですよ! → なかよし表紙検索
これをみると、私の読んでいた年は……1983年ぐらいがど真ん中ですね。いでまゆみ先生の『やったね!甚八』とか、いがらしゆみこ先生の『ころんでポックル』とか、そしてもちろん当時大人気だったあさぎり夕先生『こっちむいてラブ!』とか! こちらがその当時の表紙です! 懐かしい!!
そしてもう一つ、このころの「なかよし」で人気があったのは……怖いマンガでした。最近減ってきているみたいなのですが、ホラーマンガって、当時の女の子のあいだではよく読まれていたように思います。
60周年記念復刻版コミックスも続々発売! 怖いマンガといえば高階良子作品!
というわけで、私の世代ではリアルタイムに「なかよし」の連載では読んでいませんでしたが、コミックスをたくさん読んだ高階良子先生『地獄でメスがひかる』がいちおし!
見てください。同世代(アラフォー)は絶対懐かしいですねこの表紙!
見返しのところの作品群も当時のまま。懐かしいタイトルがならんでいます! ここをみると……カバーは初版の復刻じゃないのかな? 私の好きだった曽祢まさこ先生の『不思議の国の千一夜』がもう10巻になっています。怖いマンガ仲間としては、『ガラスの仮面』でおなじみの美内すずえ先生の『妖鬼妃伝』! これもコミックスで読みましたが、本当に怖かった。
さてこの「地獄でメスがひかる」ちょっと荒唐無稽な設定で、今では絶対に描けないような作品だと思うのですが、だが、それがいい! マンガってこういう、面白いから文句言わせない感じがありましたね。
高階先生の他のマンガも読みたくなってきちゃいました! 高階先生以外にも、「なかよし」60周年にふさわしい作品が復刻中! ラインナップから、懐かしの一作を探してみて!
この記事も面白いです。→コミックナタリー 本日開講!なかよ”史”教室
レビュアー
ビューティ誌『VOCE(ヴォーチェ)』編集長。スキンケアはたっぷり使うことでズボラを補おうとする乾燥肌。若い時はそばかすだったものがシミに変わってきてるのが悩みなので、美白は年中。ファンデはリキッド一辺倒だったが、ゴルフを始めてパウダリーにも目覚め、顔のUV対策には人一倍気をつかう。趣味は落語と箱根駅伝。