『浅見先生の秘密』連載終了から1ヵ月。はやくも『ARIA』4月号にて新連載『あのなつ。』をスタートさせたチカさんに話をうかがった。10代の切ないやり直し恋愛ストーリーとは?
高校の同窓会で再会した6人の男女。主人公のたまきは失恋した初恋の彼が、実は自分を好きだったと知り……。
さらに次の日、目が覚めるとそこはなんと10年前で!? 彼の気持ちは知っている──。
『これは恋のはなし』 『浅見先生の秘密』のチカ、最新作!
──『あのなつ。』第1回上梓お疲れ様でした。第1話で楽しかった点や大事にした点などを教えてください。
チカ:『浅見先生の秘密』連載終了後、すぐ『あのなつ。』の原稿を描きはじめたので、描くもの全てが今までと違うモノばかりで新鮮で楽しかったです。描き慣れてない大変さもありましたが。
──『あのなつ。』は『浅見先生の秘密』が終わってすぐに始められた新連載ですが、どのようないきさつでこの作品を描こうと思われたのですか?
チカ:一番最初は担当さんが持ちかけてきた企画でした。『浅見』の連載が始まってわりとすぐに(笑)。『浅見』の打ち合わせと同時進行で新連載の構想も膨らませて、それが異常に盛り上がったりして 『浅見』の連載でもやりたいこといっぱいあるのに、こっちも早くやりたいね! って感じで。それで間髪入れずに連載開始となりました。
──今後の見所やオススメポイントは?
チカ:『浅見先生の秘密』はラブコメ色強かったですが『あのなつ。』はシリアス寄りで青春や切ない気持ちを味わっていただけたらなあと思っております。いつもふり幅大きくてすみません。
──最後に読者の皆さんに一言。
チカ:早速新連載をお届けできる事を嬉しく思っています。『浅見先生の秘密』とはまた違ったテイストのお話です。楽しんでいただけるようがんばります!
高校を卒業してから9年後の同窓会で初恋の人との再会。当時片想いだと思っていたはずが……?(『あのなつ。』第1話より)
同窓会から一夜明けて目覚めると、そこは10年前の世界。鏡に映る自分も17歳だった──!(『あのなつ。』第1話より)