お約束をいじり倒す! 逆ハーコメディ
「ヒプノシスマイク」百瀬祐一郎氏原作!
新感覚☆逆ハーコメディ第1巻!
「今、一番注目すべき漫画原作者は?」と聞かれたら、私はすぐに「百瀬祐一郎!」と答える。シリーズ「ヒプノシスマイク」の世界観設定、キャラクター原案を手掛け、本作に加えて『逆殺起源』(月刊アフタヌーン連載中、これまたぶっ飛んだ作品なんだけどさ!)と立て続けに漫画原作を手掛けている。その作風は、「どの作品も、ヒットの匂いしかしない」こと! そして、登場キャラの名前が難読(ランクAレベル)!
ポイント2●逆ハーコメディ
まったく何のことかわからなくてキーボードを叩いたら、AIが教えてくれたよ。逆ハーコメディは「逆」「ハー(レム)」「コメディ」で言葉を切る。つまり逆ハーレム(多数の男性に囲まれる女性)を主人公にしたコメディである。まったく……、「逆」「ハ(ードコア)」「コメディ」かと思ったぜ。
主人公の時子は、乙女ゲーム「ときめきダイアローグ」が大好きな女子高生。辛かった失恋も、このゲームで逆ハーを満喫して立ち直ったほど。
このゲームは私の人生そのものなの!
もう皆さんおわかりですよね。
そう、そのとおり「ときめきダイアローグ」の登場キャラが3次元世界にドーン!
……ふう。
まぁ、そんな感じで、逆ハーが始まります。
ファンを10億人作れ!
私が大大大好きな「ときめきダイアローグ」のあんたたちは
こんなアホの子じゃない!!
春夏秋冬 → 次の授業を受けるため教室を移動する女の子に、少女漫画の学園祭設定を引きずって「後夜祭行かねぇのか?」と、意味不明の誘い方をして気味悪がれる。
春秋冬 → 図書館で女の子に声掛けして、いい雰囲気になる外連味。残りのメンバーが雰囲気を盛り上げようと、少女漫画によくあるシャボン玉バックを再現して……、むせる。
夏秋冬 → 花檀で女の子に話しかけ、いい雰囲気になる独奏。見上げれば……虹? 残りのメンバーが必死の形相で雨乞いをしていて「宗教は結構ですううう!!」と逃げられる。
春夏冬 → 失恋中の女子生徒の前に、ジャンプで飛び降りて颯爽と登場。しかし、屋上から飛び降りたので、足が曲がらない方向に……、骨折(でも、ゲームのキャラだから大丈夫)。
春夏秋 → 帰宅中の女の子にボールが飛んでくる。すんでのところで□がキャッチ。残りのメンバーが、さらに大量のボールを投げつけて……、□がキレる。
メンバーが5人もいるものだから、もう「しつけーっ」ってくらいボケが繰り返される(←コメディとして満点)。
実は彼ら、来たくて3次元の世界にやってきたわけではない。目が覚めたら3次元世界にいて、「元の世界に戻る条件はファンを10億人作ること」という置き手紙があった……という。
BTSでも10億人のファンはいないぞ(多分)。
でも、元の世界に戻ってもらわないと、時子はもう「ときめきダイアローグ」をプレイできない。「ちまちま草の根でファンを増やしてちゃダメだ」ってんで、プロデューサー時子はSNSに打って出るのだが……。
実は、かつて時子はヒドい(相当に最悪な)失恋をしたことがある。
その失恋の相手とは、かつての同級生・神烏帽子 誓約(と書いて「かみえぼし うけい」と読む)。
今や大人気アイドルグループ「パートタイムパンクス(もう、ツッコミどころあり過ぎの名前だな!)」のメンバーなのだが……。
こいつ怪しいんだよ。気になるんだよ。絶対、なんか情報を握ってんだよ。ってことで第2巻に乞うご期待!








