友情! 根性! 筋肉! そして恋!
普段のみんなが知っている海虎くんはこんな感じ。
そんな海虎くんがヒロイン“山杉汐音”に見せる姿は……、
汐音は「海虎くんのこと、私が絶対護るよ」と誓い、人知れず彼のピンチを救います。このシーンも危機的状況の海虎くんを背負って階段を一歩一歩進んでいるところ。おんぶされながら赤面&涙目になるのは、一般的にはヒロインの方では……なんてヤボなことを考えるヒマがないくらい、海虎くんと汐音の関係は美しいです。友情もあるし、根性もあるし、もちろん恋心だって感じさせます。感極まって駆け出すヒロインのスカートからスパッツが見えるところも運動部らしくてキュート。
ちなみに汐音も強豪校の生徒なので体力には自信あり。バーベルスクワットを70kg挙げるそうです(筋トレ経験者なら彼女の重量のすごさがわかるはず)。
肌を決して見せない水泳部のエース
そして汐音にはもうひとつ、彼女ならではの悩みがありました。
だから、汐音には海虎くんがありがたい存在でした。
ちなみに汐音は筋肉に対して「はわわ……」となっていますが、翠凜館高校はイケメン強豪校でもあります。個人的オススメはインターハイ8位の“岩根先輩”!
さて、煩悩と競技者としての悩みでグチャグチャな日々を送る汐音は、あるとき海虎くんの「秘密」を知ってしまうことに。着替え中の海虎くんを偶然目撃した汐音に、海虎くんはこんな顔をして見せます。
この秘密を知るのは汐音だけ。そして肌を見られていなければ、海虎くんはいつものフィジカルもメンタルも強い海虎くん。
だけど汐音は、海虎くんの危機を放っておけなくなります。肌を見られることがとてもイヤな海虎くんの気持ちを大切にして、自分で考えられる限りの方法で、寄り添おうとします。
「貴様は競技者としては嫌いだ」
つまり本作は汐音の弱さも大切にするマンガです。汐音は、マッチョで「はわわ……」と注意力散漫になるのが弱みですが、強豪校で自信をなくして夢も見失いかけていることも、大きな問題でした。そんな彼女のネガティブな発言に「貴様は競技者としては嫌いだ」とまで言う海虎くん!
「競技者としては嫌い」ってことは、つまり、別の汐音のことはどうなんでしょう?
2人で挑んだ県大会は、バスの中から試合中までドキドキすることがいっぱい。お互いが「この人が自分の近くにいてよかった」と思う瞬間がたくさんあります。








