男前すぎる彼女との、笑い時々ラヴな日々!『僕の彼女は最高です!』第3巻の発売を記念して、本人たちがナレーターを務めるプロモーションビデオ(PV)を制作。初めてのアフレコに挑戦した2人のドタバタ収録現場に潜入しました!
彼女はキスの演技が絶妙!? 「実は○○○だったんです……」
──初めてPVのアフレコを体験されてみていかがでしたか?
伊織 すごく立派なスタジオが用意されていて、びっくりしました……。自分たちの収録をする前に、プロの声優さんが別の作品のナレーションどりをしている現場を見学させてもらったんですけど、とても上手に読んでいるのに、ディレクターさんから「ここ、もう少し感情を包み込む感じで」とか微妙なリクエストがくるんです。え? 自分たちにそんな指示されても、違いがわかんねえよ!って(笑)。しかも台本を渡されたのが当日! 完全にはめられたと思いました。
──テンポの速いかけあいもあって、難易度も高めでしたよね。
彼女 かけあいのところは普段の私たちと変わらないんで、やりやすかったんですけど……。ひとりでしゃべるセリフの方が難しかったです。
──特にどのあたりが?
彼女 私から伊織にキスをするシーンがあって、「チュッ」って擬音を出さなきゃいけないんですけど、そんな音、どうやって出せばいいのかな!って。
──え? そうですか? 別室で聞いていたスタッフの間では、「チュッ」の演技が妙にうまいと評判でしたよ!
彼女 いやあ……あれはディレクターさんが「舌打ちみたいな感じでやってみてください」と言ってくれて。舌打ちなら得意なんで(笑)。
伊織 普通の女性はなかなか舌打ちとかしないですけどね。割と自然に舌打ちするよね(笑)。
スタッフが見ていないところでひそかに「腹パン」も炸裂!?
──実際にお会いしてみて、彼女さんは漫画で描かれてるような粗暴な方には見えないんですが……。
伊織そんなことないですって! 人見知りしてるだけですよ。さっきも収録中の合間にいきなり「腹パン」されましたからね。
──え! あの漫画でもおなじみの腹パン?
伊織 ちょっと軽口を叩いたら普通に! パンって!
彼女 いらんこと言うから。
伊織 あえて関係者の見えないところで! しかも顔は目立つからボディに!
──そんな日常的に……。彼女さんは過去の彼氏にも腹パンしてたんですか?
彼女 してないです! 伊織は頭が良くて、私が言葉で勝てないから、イラッとして手を出したのがきっかけだったような気がします(笑)。
──腹パンのせいで気まずくなることはないんですか?
2人 ならない、ならない!
伊織 笑っちゃうんですよね。日常のふざけたやりとりが楽しいんで、僕は軽口を叩いたりするんですよ。だから、彼女の反応が腹パンでも笑っちゃうんです。
渾身の(?)PV公開中! 「滑舌はいいと思っていたのに……」
──6月13日からは全国のカラオケ店(JOY SOUND)などで今回のPVが配信されていますね!(※7月3日まで配信予定)
彼女 いやいや……なんか……やばいです。私、今まで自分のことを滑舌がいいと思っていたんですけど……。
伊織 それは100%ない! 普段の会話も8割くらい聞き取れませんから!
彼女 チッ!(舌打ちしてにらむ)
伊織 あっ……いや、もちろん今のは冗談ですよ……。(ひるむ)
彼女 自分は鼻声だなーぐらいにしか思ってなかったんですけど……。ああ、私って舌滑が悪いんだなーと……。ちょっと恥ずかしいですね。
──その素人っぽさが逆にリアルでよかったですよ! お2人の息もぴったりでしたし。
伊織 そうですか……。なんとか形になってよかったです。すんごい疲れました。
──途中でマイクが伊織さんのおなかの音も拾ってて、さぞお疲れになったんだろうと(笑)。
伊織 え! あんな音まで拾っちゃうんですか? 恥ずかしい……。
彼女 ずっと鳴ってたよ(笑)。私の音ではないですからね!
──また機会があればやってみたい?
2人 絶対にやりません!
撮影:山本遼
取材・文:長迫弘
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