人気声優の小野大輔さんと近藤孝行さんが原作をつとめる仏像バディアクション『ナヴァグラハ-DefenD 9 Triggers-』。コミックス2巻リリースを記念して、8月28日、サンパール荒川にて発売記念イベントが開催されました。特装版に付属されたドラマCDで九曜を演じた、豪華声優陣6人が集結したイベント第1部の様子をレポートします。イベント終了後の直撃インタビューもお見逃しなく!
人気声優の小野大輔&近藤孝行が原作に初挑戦! 仏の力を招来し、悪と対決するアキラ、サクヤら「九曜」を描いた王道バディアクションコミック。「月刊少年シリウス」で2015年10月号から連載を開始するや、各方面から大きな反響を得た注目作。
熱狂ライブと圧巻の朗読劇!!
イベントのオープニングを飾ったのは、原作声優の近藤さんによるライブ。作詞も担当したナヴァグラハのテーマソング「RUTHLESS」を、初披露となった2番まで伸びやかな声で歌い切りました。
続いて小野さん、近藤さんに加えて、遠藤綾さん(ミナ役)、菅沼久義さん(ミスズ役)、間島淳司さん(礼安役)、安元洋貴さん(ハマー役)が登場。朗読が始まるやライブの熱気から一転会場は静まり返り、熱演に聴き入ります。今回のシナリオはコミックの脚本を担当する小林裕和先生が今回のイベントのためだけに書き下ろした特別編。ドラマCDで描かれた化身(アヴァターラ)化初成功の数日後、ミナとサクヤがアキラに内緒で海に出かけたことから始まるドタバタコメディで、アドリブが飛び交うなど遊び心あふれる舞台となりました。
小野“D”大輔先生自ら司会を務めたバラエティコーナーで特に盛り上がりを見せたのは、やってみたい朗読のテーマを話す【ナヴァグラハ妄想ストーリー】。遠藤さんが出したテーマ「修学旅行」では原作をつとめるD先生の妄想が炸裂。
小野「九曜が奈良に行って公園でシカと触れ合っていたら、その一体がビシュダの幹部で急に変身して攻撃してくるの」
菅沼「何菩薩?」
小野「シカ菩薩だね! で、フンで攻撃してきてね」
菅沼「シカフン爆弾だ!」
攻撃をするシカの真似をして笑いを誘う小野さんに、「せっかく寺社仏閣があるんだからもっと絡めようよ!」と冷静にツッコミ入れる間島さんは、さながら九曜のお母さん的存在・礼安の様でした。
笑いが絶えないやりとりを締めたのは安元さん。
安元「まあ、とりあえずタイトルは『ナラグラハ』でいいんじゃない?」
プライベートでも仲が良いという自然体トークで会場を沸かせ、大きな拍手に包まれました。
エンディングトークではそれぞれが『ナヴァグラハ』出演への思いを語る場面も。
「長年一緒に声優をやってきた古い仲間が頑張って形になった作品にからめるのが本当にうれしい」(安元)、「おふたりに声をかけていただいたことがうれしくて、面白くて即出演OKしました」(遠藤)、「小野さんと近藤さん原作の作品でと聞いた瞬間『いいともー!』と返事をしていた」(菅沼)など、皆さん一様に口にしたのは原作の両先生へ大きな信頼。さらに間島さんは「知り合いが原作をつとめる作品に関われて、さらにファンの皆さんの前に立てることが本当にうれしかった」と語りました。
原作声優のおふたりは「こんな魅力的なキャストが頑張ってくれたからには、僕らもさらに頑張ってファンの皆さんの期待に応えたい」(近藤)、「熱望したキャストに出演してもらい、イベントができたことがとてもうれしい。これからも続けていきたい」(小野)と意気込みを新たにし、名残を惜しみつつ大盛況のイベントは幕を下ろしました。
イベント終了直後の“チーム九曜”に直撃!
6人のキャストが集結したイベント。キャストの皆さんに率直なお気持ちを伺いました。
Q:イベント終了直後の今のお気持ちをお聞かせください。
小野:時間がすぎるのが早くて、とにかく楽しかったです。
近藤:原作者としては、このメンバーが来てくれたことが身に余る光栄。ありがたい気持ちでいっぱいです。
遠藤:もし次があるなら間違いなく楽しいのだろうなと思うくらい、とっても楽しいイベントでした!
間島:とにかく楽屋が楽しくて、舞台で楽屋ネタを色々やってしまい反省するところもありました(笑)。
菅沼:プライベートでも仲が良いということもあり、初めてのイベントという感じがしなかったです。
安元:まだドラマCDでしか触れられていない作品を、またお客さんの前で演じることができたのがうれしかったです。作品が続いていくというのは本当に幸せだなと思いました。
Q:『ナヴァグラハ』の今後に期待することを教えてください。
安元:原作の先生たちが描きたいものを描いてください。それが作品の次の展開にもつながると思うので。
間島:アニメ化して、バトルシーンを見たいです。
菅沼:僕はフィギュアが欲しい。自分のキャラを部屋に飾りたいですね。
遠藤:私はキャスティングに関わってみたいです。
小野:『ナヴァグラハ』という漫画が始まった時、夢がかなったと思っていたのですが、今もまだまだ夢がみられていることが本当に幸せです。このキャスト、スタッフと、読者のみんなでこれから先も夢をみたいです。
近藤:最初小野くんとふたりきりでコツコツとつくっていたものが、仲間がひとり増えふたり増えて座組になり、キャストさんの力を借りて今このかたちになったので、この仲間たちともっと大きな作品にしたいです。
イベント第2部のレポートと座談会の本編は、9月26日(月)発売の「月刊少年シリウス」11月号に掲載されています。チーム感あふれるトークは要チェック!!
(取材・文/松澤夏織 撮影/神谷美寛)
コミックプラス読者特別プレゼント!
イベント会場で販売された『ナヴァグラハ』クリアファイル2種をセットにして、 抽選で限定1名様にプレゼント!
応募期間:2016年9月25日(日)〜10月23日(日)23:59
アキラとサクヤに立ちふさがるは、無敵と謳われた異能集団「九曜」。復帰を賭け、かつての戦友からの挑戦を受ける2人に、「ヴィシュダ」の猛攻も迫る。やがて浮かび上がる、愛憎の因縁、そして呪われた宿命……今、忘れたはずの情熱が蘇る!! 小野大輔×近藤孝行、2人の人気声優が原作を務める、ド王道バディヒーローアクション!!