『不安の種』シリーズの中山昌亮先生が描く、現代日本ホラーの新定番! 『後遺症ラジオ』の夏休み特別編が、8月9日発売の「ネメシス」最新号に掲載されます。今回は特別に、本編の一部をチラ見せ! これまでに登場した恐ろしい生物(?)とともに、ご紹介します。
“おちょなんさん”で有名な『不安の種』シリーズや、『PS 羅生門』の作画で知られる、中山昌亮先生が描くホラー短編シリーズ。平穏な日常の中に突如現れる、人間以外の恐ろしい存在の数々を描き、全国の恐怖漫画ファンから絶賛の悲鳴が上がっています。実話ものではありませんが、実話怪談本が好きな方に、特におすすめしたい作品です。現在、「ネメシス」(偶数月9日発売)で好評連載中。
禁断の実話ネタ。著者の身に降りかかったのは――
『後遺症ラジオ』夏休み特別編! 著者の実体験エピソードをチラ見せ!
最新号の「ネメシス#29」に掲載されているのは、なんと中山先生の実体験をもとに描き下ろされた特別編。そのヤバすぎる内容の、一部をお見せします。
それは、以前使っていた事務所にまつわる出来事──。
良い物件なのに、妙に少ない住民、謎の遺物。
そして立て続けに、異常な現象が起こり始める──!
あっと驚くシーンがあるわけではないですが、正直、かなりいやな意味でじわじわきます。あとを引く内容なので、本当に、閲覧注意です!
担当編集より
この実話を公開すること自体が、非常に危険であったということは、本作をお読みいただければご理解いただけることと思います。ただし「命にかかわるレベルの実話」であるだけに、作者である中山昌亮先生の方でも「万全の危機管理」をした上で、制作されております。具体的な危機管理の方法に関しては伏せさせていただきますが、お読みになった方に「実害が感染する恐れ」はありませんとのことですので、安心して恐怖なさってください。
なお原稿の受け取り、編集作業、印刷工程および、その関係者のいずれにも、霊障は確認されませんでした。
歩きスマホ、見ているうちに……
特別編と2本立て! 本編のテーマは「歩きスマホ」。
実話ネタと合わせて、いつもの『後遺症ラジオ』も掲載。タイムリーな内容となっています!
最近、特によく見かける「みんな歩きスマホ」の光景。
でも、あまり夢中になっていると、忍び寄る影に気がつかないかも……。
脳髄ヲ恐怖デ冒ス電波網──
これまでに登場した謎の生物(……?)
一度見たら忘れられない、強烈なビジュアルを持つ、謎の生物(?)オバケ(?)妖怪(?)たちをご紹介。じわじわと染みこむような、現代日本に潜む恐怖が垣間見える『後遺症ラジオ』。その世界観をお楽しみください。
新幹線の、窓に映る──
ベランダの、窓から覗く──
助け起こした、その顔が──
一見、別々の話が展開されているように見える本作。
しかし、ラジオのチューニングを合わせるごとに、物語は核心にせまり、隠された全貌が浮かび上がっていく──。
それぞれのエピソードは、ぜひ、単行本で続けてお楽しみください。
『後遺症ラジオ』は、4巻まで発売中です!