ありそうで案外なかった!?男子高校生×日常×グルメ漫画!! 7月15日に初単行本『九条くんの美味な放課後』第1巻を発売したjam3(じゃむさん)さんに作品が生まれたキッカケや見どころを語ってもらいました! さらに1巻発売を記念してサイン色紙プレゼントも!!
ごくごく普通の男子校に転校してきた、孤高の御曹司・九条くん。その目的は、食の一大テーマパークを建設すること!? コンビニチキンにコロッケそば、牛丼、カップめん……気のいいクラスメイトたちを巻き込んで、九条くんの未知なる「庶民の味」さがしの幕が開いた!
──少年誌での初連載がついに単行本になりました。いまのお気持ちを教えてください。
自分の初めてのオリジナル漫画に加えて少年誌ということでなんだかもうよくわからない気持ちです。靴下かたっぽ履き忘れたようなそわそわ感です。でも脳内でのたうちまわりつつ描くのはすごく楽しいです。
──どのような経緯でこの作品を描こうと思われたのでしょうか。
私は食べ物をコミュニケーションツールとしてバタバタした漫画を描くのが好きなのですが、ちょうどそんな漫画を描かないかとお誘い頂きました。「おいしい」も素敵ですが、食べるまでと食べてる時の「楽しい」ことが描きたいみたいです。あと、やたらと食べ物を積み上げるのが好きです。
みんなで食べるから、楽しい!
──読者の方にぜひ注目して欲しい、こだわりポイントがあれば教えてください。
彼らの格好悪いような、からまわってのたうつ残念なところを指差して笑ってもらえるとうれしいです。どうぞポテチでも食べながら! 私も食べます! 炭酸もありますよ!!
──作中でお気に入りのキャラクターは誰でしょう? どんなところが好きかもあわせて教えてください。
流さんです。淡々としていて、ちょっと天然な感じが描いてて楽しいです。なんだかもう、自分が黒子の一人みたいな気持ちで日々描かせていただいております。ただの記録係と化しております。あと春馬氏が欲望に忠実なのでにこにこします。でも結局みんな好きです。塩メガネ(塩崎)は面倒くさくて好きです。
ド天然御曹司・九条流(右)と平均的男子高生・春馬(左)のかみ合わないトークが見どころ。
九条くんの秘書、塩メガネこと塩崎。彼の登場で九条くんの優雅な学校生活に暗雲が……!?
──まだまだ謎だらけの御曹司・九条くんですが、学校生活以外ではどんな暮らしぶりなのでしょうか?
生活感がなさすぎてちゃんと食べてるか心配です。 あとうっかりすると1日中しゃべってなさそうで声が出なくなったりしないか心配です。 しゃべらなくても問題なく1日過ごせそうです。