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星が降り荒廃した世界を守る、完璧な美神──キャラ萌え、展開燃えの傑作!

ミナヅキアキラ先生の『流星傘下』についてツイッターで語りきれなかった私が戻ってきましたよ^^ あ~、夢でもいいからドラセナ様と出会い厨したいぃぃ……。

2016.11.19
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さあや

コミックプラスの製品情報を掌握する(!?)窓際バイト・さあや(アラサー・女性)が、一身上の性癖で選んだ名作たちを力説紹介するオタク連載。オススメする気持ちは人一倍! 伝える力は講談社デブリ! 泡を吹いて卒倒する文章で書きあげるよ~! 毎週土曜日更新だよ~!

オタを隠して生きてきたのにどうしてこうなったφ( ^ω^ ) 

恐ろしいことに誰得ツイッターアカウントができたよ!⇒さあや絶賛の中の人@講談社内
まったく役に立つことつぶやいてないけど頼む~ふぉろみ~!

キャラに萌えて、設定に萌えて、展開に燃える……ハァ、好き。

初めて読んだときに、もぉーゾワゾワして、いてもたってもいられなくなってツイッターにぶちまけてしまった例の『流星傘下』について語らせてください……っ! あのねぇ、140文字じゃ足りないんだよ! あそこで吐き出したからおさまるわけないんですよーっ!

まぁ、まずは試し読みを読んでもらってですね(前提)。お分かりの通り、ドラセナ様がうつくしゅーてしゃーないんです……。性別不明のユニセックスなところといい、実は400年も生きてる神さま的なものっていう神秘感? なのに、人間っぽい表情とか感情とか……。

この世界の地上は、星が降るわ土地は荒(すさ)んでるわで住めたもんじゃないんだけど、どこから来たのか天幕様(=ドラセナ様)が、星から街をガードしてくれて人間どもは生活できているんですよ。だからドラセナ様はマジもんの神さまのはずなのに、めっちゃフレンドリー! そして自分以外の天幕の存在も知らない、見守ってきた人間は先に死んでしまうロンリージーザスなの……。ぉぉぅ切ない。

こんなに切ないドラセナ様のことを大好きな男の子がいます。アンリくんです! アンリはドラセナ様が星から守ってくれて一命を取り留めたショタなんだけど(ここもめっちゃ泣けるんですよ。単行本の97ページからのドラセナ様とアンリの泣き顔に全私が号泣)、成長後がなんともかっこいいんですよ! あんなにかわいいショタだったのに口が悪いというか、The男の子に成長してしまって~あ~最高か~まるで主人公のような……っていうか主人公なのでは? ドラセナ様が主人公かと思っていたけどここにきてのアンリ君ですよ! 読者はドラセナ様が大好きなので、同じくドラセナ様大好きなアンリ君には感情入りまくりです……。クッソ―まんまとハマっちまったぜ! アンリの優先順位1位がドラセナ様だっていうのがブレないところ、本当に萌えです。これは萌え。

美しすぎるドラセナ様の涙。画像に回復魔法が煉りこんでありますね。

アンリの成長後は、ガラっと物語が展開して、街の外の世界がちょっとずつ見えてくるんだけど、例えば敵対する民族なのかな?“白野兎(ホワイトハー)”との戦闘とかアクションも入ってきて「少年マンガキタキター」ってテンションですね! 今まで守られてばっかりだったドラセナ様を守りたい……っ! いいね、熱い展開……っっ!! いいよアンリくんっ!

成長したアンリもやっぱりドラセナ様大好きー!

ショタ時代のように四六時中ベッタベッタしてたのが、少し距離を置きながらもドラセナ様を守ることに全力。あの頃の決意と気持ちは全く変わっていないアンリを応援していきたいです! そして、ドラセナ様ですよ~……ドラセナ様にも幸せになってほしい。こんな孤独な神さまかわいそうだよ~……アンリ、がんばってハッピーエンド目指そうな……わしがついとるで。

  • 電子あり
『流星傘下(1)』書影
著:ミナヅキアキラ

星が降り注ぎ人が地上に住めなくなった世界。自らの吐息で空に幕をはり、降星を弾く天幕と呼ばれる存在がいた。天幕・ドラセナのおかげで人々は地上に街を築き生活できるようになった。しかし人とは違い悠久の時間を生きるドラセナは、自分より幼かった人々が自分より早く逝き、自分一人だけが回りの時間に取り残されていく事に寂しさを感じていた。そんなある日、街に自分と同じ特徴を持った人物が現れる──。

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