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【まとめ】萌えファンタジー超人気シリーズ! ラノベ文庫で新作続々登場

講談社ラノベ文庫12月刊のラインナップを一挙ご紹介! 校了を担当する2人の秘密コメント付きを発売前にチェックしよう!!

イノヤス
講談社ラノベ文庫編集長(であるらしい)。月刊少年マガジンに約20年在籍後ラノベ文庫へ異動し現在に到る。頭の中身は自称永遠の17歳だが頭の外側は……!?という、ドラえもんのいないのび太、みたいな感じのおっさん。編集者としてのモットーは「相手の技は必ず受けろ!」、身につけたい能力は「速読」、異世界に行ったら「蕎麦屋」をやりたい。一度言ってみたい台詞は「どうしたんだ、顔が赤いぞ。熱でもあるのか!?」

大ちゃん
講談社ラノベ文庫編集部校了担当者。またの名を金剛寺大三郎。軍手とガムテと段ボールが似合うナイス・ガイ。講談社ラノベ文庫の新刊を責任持って校了してますが、やたらフセンをいっぱい貼って返してくるのでうっとおしいみたい。「笑ったとこにいちいち『(笑)』っていうフセン貼ってくんの、どうなんすか」(編集部員・談)

2016.12.01
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世界は本当に終わるのかな……。

『終わりのセラフ7 一瀬グレン、16歳の破滅』書影
著:鏡貴也 イラスト:山本ヤマト

『もしも明日、世界が終わるなら、あなたはなにをしますか?』。世界が滅亡する、その直前、一瀬グレンとその仲間たちは、みなで決めた。世界が終わってしまわないようにできるかぎりあらがってみようと──。その決意のもと、真昼の誘いに乗り『帝の鬼』を裏切ることを決める。しかしその瞬間から『帝の鬼』の軍勢が襲いかかってくる。グレンたちはあらがう。世界を破滅へと導く流れに──! 大人気学園呪術ファンタジー第7巻!

イノヤスコメント
説明不要の大人気シリーズ、1年以上ぶりの登場です。世界の終わりが近づいてくる中で終わりを避けようとするグレン達の奮闘に、有り体な言葉で申し訳ないのですが、じわっとくるものがありました。グレンは自分を「弱い」と常に卑下しているけれど、本当に弱い人間が自らを「弱い」と認められるはずがない。でもってどうあっても不利なたたかいを、バカだといわれても続けていく……彼ほど優れた人ならばなんとでもなるはずなのに、超絶不利な状況からも決して逃げない姿勢にまたしても揺さぶられてしまいました。いつも『セラフ』を読みつつ思いますが、「仲間」ってきっと、きれいにできて、努力してつくるわけではない。馬があわないと思いつつもなんとなく一緒に居るうちに、とても大切になってくるんだなと、そして最初に「嫌いだなこいつ」と思ったヤツくらいの方が、ずっと後まで関わってくる「友達」になるんだなと……。最高の仲間と過ごす地獄のクリスマス、みなさんもぜひ当作品を読んで追体験してください!

ギャラ◯ティ◯ファ◯ト◯! ◯大杉……。

『アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者16』書影
著:榊一郎 イラスト:ゆーげん

謎の『穴』で日本とつながってしまったファンタジー世界の『神聖エルダント帝国』と敵対しているババイラム王国で、天変地異が続発する! ミュセルの母親、ファルメルの預言で呼び出された、オタク文化交易会社〈アミュテック〉の総支配人、加納慎一と毎度おなじみのメンバーは、バハイラムの最高機密〈竜の巣〉に潜入し、そこで奇怪な人形の様な少女、テレジア・ビグロウと出会う。北米連合機構の少佐だと名乗るテレジアは実は、ここが遥か遠い未来の軍事基地であり、しかも、基地の主動力源が暴走し爆発しかけていると言うのだった。爆発すれば、バハイラムとエルダントは消滅する。それを救える唯一の人物が慎一だと告げるのだった。日本のただのオタク、ついに異能バトル物の主人公に変身か!?

イノヤスコメント
創刊以来の看板作品たる「OBC」の待望の新刊登場です! シンイチたちが暮らす異世界にとんでもない大変化が起きていて、その真相がより深く明かされています。シンイチは自分はキモオタだみたいにずっといっているけれど、あんなにマネジメント能力に優れているんだから、もし現実世界に居続けていたとしてもひとかどの人物にはなれるはずだと改めて思いました! 自分の出来ることを決めつけない、というとても大切なことをいつも読みながら学んでいる気がします。今回は、ゆーげん先生のモノクロ挿絵にも注目! やれそうでやれなかったおもしろい試みを拝見し、いい意味で「プッ」と吹き出してしまいました。物語はいよいよ佳境! ぜひお見逃し無く!

さらば、遠き日

『白き姫騎士と黒の戦略家』書影
著:高橋右手 イラスト:鳥飼やすゆき

エルベリスの若き騎士、ジーク・クライバーは夢想していた。王太子レオンハルト・エルベリスを支え、エルベリスの腐敗を一掃し発展させていく未来を。しかしその夢は、隣国ゼドニアの侵攻、そしてゼドニア軍を率いる勇者王ベルトランの手により断たれてしまった。ジークは誓う、無敵の力を誇る勇者王ベルトランを倒し、エルベリスを護る、と──! どちらがレオンの右腕かを競い反目し合っていたレオンの妹姫、リーゼロッテとも手を取り、エルベリスを救うための姫騎士の高潔と戦略家の知謀が光る! 第5回講談社ラノベチャレンジカップ<佳作>受賞の戦記ファンタジー、開幕!

イノヤスコメント
国を変えようと奮闘する若き王子レオンハルトと、下級騎士のジークの熱き出会いから始まるこの作品、立場の違いをものともせず友情を深める2人の信頼関係がとても爽快なのですが、やっぱりなあ……物語の神様は嫉妬深いんだなあと、重ね重ね思わせられます。ピンチに陥りつつも、常に「避けがたい現実」を念頭に奮闘する戦略家、ジークの苦労がとんでもなく伝わってきます。お兄ちゃん大好きの王女リーゼロッテが時に勇み足をみせても、自らを叱咤激励して粘るジークをずっと応援したくなりました。「マガジンエッジ」でも活躍中の漫画家、鳥飼やすゆき先生のイラストが作品の世界観に絶妙にマッチしていて素敵です。奥深いライトノベルの世界を垣間見させてくれたこの作品は、第5回講談社ラノベチャレンジカップ〈佳作〉受賞作品(を改稿したもの)です! 先頃締め切った第6回にも、403作品もご応募いただきましてありがとうございました! ……関係ないけどジークとレオンハルト、っていうと、私の人生のテキストたる「あの作品」を思い出しました……どうでもいいことですので、はいっ解散!

美しくも残酷な蒼い世界。戦闘機や竜とともに、飛翔せよ

『かくて飛竜は涙を流す The Dragons’ Tear』書影
著:五月猫文 イラスト:はあと

「ソウタ。私と竜に乗ってほしい」
長く続く戦争の中、帝国空軍のエースガンナーとして連邦空軍の敵を撃墜してきたソウタ・カシワギは、ある戦闘で敵──竜騎兵の少年を撃つことができず、軍法会議の結果除隊処分となってしまう。自らの行くべき方向に迷うソウタの前に現れたのは、<ドラゴンスレイヤー>──人に害なす<黒の竜>を狩る一団の船長と、竜騎兵の少女、シノだった。せかされるようにシノの操る竜に乗せられるソウタだが、目標を捉えたとき引き金を引くことを躊躇してしまうのだが──。第5回講談社ラノベ文庫新人賞<大賞>受賞、少年と少女が竜と人とを結びつけながら、空を翔ける物語。

大ちゃんコメント
第5回ラノベ文庫新人賞、いよいよ大賞受賞作の登場です。1次選考の段階で、「これが初投稿なのか!? この才能はぜひ囲うべき!」と声を荒げる者もいたらしいのは早々と都市伝説になっています。とにかく世界構築の深度のようなものがケタ違いで、大陸から海流、島国家の地形から竜のうろこ、バス停のそばのカフェやその主人のおばばまで、あたかもすぐそこにあってさわれるかのようです。なにより広大な空が眼前に広がり、デスクでふんぞり返って読んでるはずなのに、思わず足がすくみます。転属する部隊がことごとく全滅する謎の美少女エース・パイロット。『惑星の声』と呼ばれる未解明の現象。少女の不可思議な行動の背後に横たわる真相とは!? ……"とは"は千早の本名です(即刻忘れていただきたい)。えー、トータル400ページ近い大ボリュームで、1週間は楽しめるかも。ぜひ、お茶とかコーヒー、おやつを用意して、じーっくりこの世界に入っていってください。最後にひとつ、グチいいっすか? 「ゆったりしたソファでおいしいコーヒーと小川軒のレイズン・ウィッチでも用意して1週間かけて大事に読んでね」っていってんのに(そこまではいってない)、これを小汚ねえデスクで朝までかけて一気にチェックさせられるんだぜえ。幸せじゃねえか。はいっ。

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