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毎日本当に大変とお嘆きの方に贈る笑っちゃう絵本

ひげが ながすぎる ねこ
(著:北澤 平祐)
2024.03.05
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ひげが長いねこは勝ち組なんだそうです。この絵本の主人公は、勝ち組の象徴であるながーいひげが原因で「毎日大変なんだ」とぶつぶつ言っています。でも、ある日、そのひげが切れてしまうと、なんだかちょっとさみしくなって……。

白髪三千丈ならぬひげ三千丈のほら話に大笑い、でも、ほんのちょっぴり身につまされちゃうかも?

軽やかなお話、おしゃれなイラストレーションを手がけたのは、洋菓子のフランセやアフタヌーンティー・リビングとのコラボや、『水車小屋のネネ』をはじめ数々の書籍の装画を手がけ、今をときめく北澤平祐さん。個展はいつも、アンテナ鋭いおしゃれ女子でいっぱいです。ちなみに、この絵本を見せると、今のところ100%の方が笑顔になっております(担当調べ)。

つらいニュースが多い毎日ですが、そこにちょっぴり笑いがあったらいいなと思っています。

──幼児図書編集チーム 日下部由佳

  • 電子あり
『ひげが ながすぎる ねこ』書影
著:北澤 平祐

みゃあは ひげが ながすぎる ねこだ。
きみは しらないと おもうけれど、
ひげが ながすぎるって たいへんな ことなんだ。
いい ことなんて なにひとつ ない。
まいにち ほんと いやなこと ばかりだよ。

え? どういう いやな ことが あるかって?
たとえば……

レビュアー

担当編集者

幼児図書編集チーム

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