西尾維新先生原作の『美少年探偵団』がコミカライズ。待望の第1巻発売にさあやの心もリンボーダンスだ! 小田すずか先生の美作画で“美少年”をたっぷり堪能するぞい!
コミックプラスの製品情報を掌握する(!?)窓際バイト・さあや(アラサー・女性)が、一身上の性癖で選んだ名作たちを力説紹介するオタク連載。オススメする気持ちは人一倍! 伝える力は講談社デブリ! 泡を吹いて卒倒する文章で書きあげるよ~! 毎週土曜日更新だよ~!
オタを隠して生きてきたのにどうしてこうなったφ( ^ω^ )
恐ろしいことに誰得ツイッターアカウントができたよ!⇒さあや絶賛の中の人@講談社内
まったく役に立つことつぶやいてないけど頼む~ふぉろみ~!
西尾維新先生のキョーレツ美少年探偵団! 好きにならない理由がない……。
「最近の乙女向けは、メンタルが弱めのかっこいい男の子をいっぱいをだせば売れると思ってるんでしょ?」ってくらい二次元は美少年にあふれているけど、そんな常識に則っているようで全然則っていない『美少年探偵団』について語らせてください!
『美少年探偵団』。まず名前のインパクトがすごい……。一度見たら忘れそうにないタイトルどおり、中身もすごかったです。何がすごいって、あの西尾維新先生が原作を書いているんですよ!! 西尾先生って言ったら、私の好きになったイケメンやら美少年キャラは80%の確率で殺す。むしろ、死んでからが本番みたいなイメージがあって(初めて読んだのが『戯言シリーズ』だったから……)、西尾先生が美少年? むしろ人間? いつ死ぬの? とか、そんな失礼なことを考えてしまったよ。結論から言うと、そんな心配はまったくなかった! 美少年5人が、主人公・瞳島眉美(どうじま・まゆみ)ちゃんのひとつの依頼から、なんだか大事に巻き込まれていく青春ミステリーでした!
西尾先生が書く“美少年”っていうのも顔がいいだけじゃないんだ。“美”学、“美”食、“美”脚、“美”声、“美”術。特技があって“美少年”! 顔が美しいのは最低条件で、それぞれの分野のエキスパートであって“美少年”です! こんな中学生いるかよ!?なんてツッコミはナンセンスっ! 理事長の資金力も相まって、このチームは最強なんじゃないだろうか……こんな中学生いるかよ……。
ちなみにわたしの推し、足利飆太(あしかが・ひょうた)くんは、陸上部のエースで、女子が80デニールタイツで逃げ出す美脚の持ち主。一生ショートパンツを履く宣言をしている(とんでも)男子です。もうこの段階で面白いのに、眉美ちゃんを助けに来るシーンでは、いともたやすく一部で伝説の「ロードバイク二人乗り」をやってのけてしまうのだ。どこに乗るんだよwwwという疑問にアンサーまで完備。恐ろしい子。
ロードバイクの二人乗りはきゅんきゅんシチュエーションではありません。
コミカライズは、小田すずか先生が担当しているのですが、物語の美少年たちに負けない“美”作画です、本当にありがとうございます。こんなにかっこいい子たちが、毎ページ出てきたら、きっと視力も回復すると思うので、視力向上のためにもこれは読み続けよう……。まったくなんてすばらしい漫画なんだ。
コミックスしか読んでなくて、ちらっと原作の小説を覗いたら4冊も発行してたんだね……。くっそー今日買って帰るねっ! あらすじで自爆ネタバレしてしまったけど、眉美ちゃんの男装と美少年探偵団の団長・双頭院学(そうとういん・まなぶ)の女装は控えめに言って最高だったから、コミックスの続きも原作2作目以降もデュシデュシ読んでいきたいです! これ以上はネタバレになるので自己責任で!
←男装の眉美・女装の団長→
講談社にゲーム制作部があったら、眉美ちゃんも攻略対象で乙女ゲーム作りたかった……。みんなちがってみんないい。美少年サイッコー(遺言)。