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マンガ家と編集者のマッチングサイト「DAYS NEO」大成功の秘密

昨年スタートした「DAYS NEO」は、マンガ家が投稿した作品に編集者がメッセージを書き込み、担当編集希望を出せるという“マッチングサイト”。これまで雑誌での連載を目指すには、編集部への持ち込みか、賞に応募するのが主なルートだったが、このサイトの登場で新たな選択肢が増えた。既存のやり方と大きく違うのは、「お互いがお互いを選べる」ということ、そして「効率の良さ」だという。このサイトを立ち上げから手掛けたチーム長の鈴木綾一に、その思いを聞く。

2019.12.05
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〈DAYS NEOとは〉
「一度で21誌250人の編集者と出逢える」をキャッチフレーズにするマンガ投稿サイト。投稿作品には編集者がメッセージを送り、担当希望を出すことができる。マンガ家は担当希望編集者のプロフィールやこれまでのメッセージを確認でき、自分に適していると思う編集者を担当に指名する。2018年4月のオープン以来、マンガ家と編集者のマッチング約400組が成立。他の出版社からの参加希望も大歓迎です。

DAYS NEO

https://daysneo.com/

作家側に「拒否権」がないという現状

── 作家さんと編集者のつながり方に一石を投じた「DAYS NEO」ですが、立ち上げのきっかけは?

当時、マンガ配信サイト「コミックDAYS」のチームにいて、上司から「マンガ投稿サイトを作ってほしい」と言われたのが契機です。でも、すでに他社でマンガが投稿できる先行サイトはいくつもあったので、「新しい出逢いの場にしますよ」と。せっかくなので、編集経験上「こういうものがあれば使うのに」とずっと思っていたものを形にしました。

── これまでの出逢い方との違いについて教えてください。

編集部に直接電話がきて持ち込みを受けたり、こちらから専門学校へ行ったり、同人誌即売会で出張編集部をやったりする“顔が見える”パターンと、賞への応募作を読み担当を希望する“顔が見えない”パターンの2パターンがあります。どちらもいいところがあると思うんですけど、このサイトはその中間。作家さんに投稿してもらった作品に編集者が好きなようにどんどんメッセージを書いて、担当したいなと思ったら希望を出す。そこから誰を担当に選ぶかは、作家さん自身に任せるというものになっています。

DAYS NEO

10月に講談社にて行った「DAYS NEO REAL」。出版社25社から75人もの編集者が参加し、持ち込みを編集者個人として受けた。

── 背景には、どんな問題意識があったのですか?

あえて言うなら、前述のどちらのパターンも編集者から担当したいと言われたら、作家さんにはある意味「拒否権」がないところですかね。編集者を選ぶ術もないし、選ぶ材料もない。ヤングマガジン編集部の場合、電話を受けた編集者が持ち込みを受けるのですが、そこで「ダメだ」と言われたら作家さんにとっては「ヤンマガにダメと言われた」と、主語が大きくなる側面もあります。でも本当は、編集者それぞれにいろんな個性がある。普遍的なものを好む人もいれば、今のヒットを追いかけようとする人もいます。前者に“異世界もの”の作品を持ち込んだら「これは一過性のものだから違うほうがいい」と言うかもしれない。でも、トレンドをどんどん追っていくタイプのヒットメーカーなら「異世界はいいね」と言うかもしれない。作家さんにとって自分に合う出逢いの確率を高められないかなと。

── 「DAYS NEO」は、編集者のプロフィールが見られるというのも画期的な試みですね。

編集者のほうは作品を見れば、ある程度その作家さんの人となりがわかると思うんですが、作家さんも編集者の人となりが多少はわかったうえで担当を決められれば、マッチングもしやすいですよね。その編集者がどの作品にどんなメッセージをしているかというのも見られるので、それも大きいと思います。メッセージの言葉の端々に、その人の思想が出るので。

── それぞれの編集者がどんなアドバイスや提案をしているかというのは、傍で見ていても面白いです。

そういう意味では、編集者にとっても新人作家さんにとっても、実はすごく勉強になるサイトだと思っています。持ち込みや出張編集部がネット上で可視化されているんですから。ウワサではほかの人が書くのを見てからメッセージしたほうがいろいろ言えるから、“後攻有利説”とかもあったりしますけど(笑)。このサイトでは賞金が出たりするわけじゃないので、投稿するのは過去の作品でもいいし、どこかに載ったものでも、描きかけでもOKです。商業誌の連載を目指す方には、ぜひ一度投稿してもらいたいですね。

DAYS NEO

10月に講談社にて行った「DAYS NEO REAL」。

1年半で400組ものマッチングを実現

── 編集者には、どんなメリットがありますか?

時間とコストの圧縮です。たとえば出張編集部で地方のマンガ専門学校に朝から行って、5人ぐらいの生徒さんの作品を拝見すると1日かかってしまう。「DAYS NEO」にはすでに1万作品以上の投稿があります。毎日20作品、月に600くらいのペースで作品が投稿され続けています。編集者は、講談社と一迅社の21誌から約250人。作家さんは一度に250人に持ち込んでいることになるし、編集者も空き時間にスマホでいつでも作品を拝見することができる。実際に、この1年半で約400組がマッチングに至っています。僕自身、このサイトでのマッチングからいくつか新連載を担当しています。『ギャルと恐竜』などは来年のアニメ化と実写化まで決定しました。

── 「DAYS NEO」のリアル版も10月に開催しましたね。他社からも数多くの編集者が参加しました。

25社75人の編集者と作家250人が集まった「DAYS NEO REAL」は大盛況でした。「雑誌」に持ち込むのではなく、「編集者個人」がブースを出し、プロフィールを書いてもらって、マンガ家さんは気になる編集者に作品を見てもらう形にしたんです。双方の参加者から好評でした。今後は、サイトにもリアル版にも、会社を問わずいろいろな編集者に参加してもらえればと考えています。

DAYS NEO

10月に講談社にて行った「DAYS NEO REAL」。税理士や弁護士に相談できるブースも設けられた。

会社の枠を超えて乗っかってほしい

── 「DAYS NEO」は今のところ講談社と一迅社の2社のみですが、他社の編集部もウェルカムということなんですよね。

はい。僕は出版業界が斜陽だとかは全然思ってないんですけど、もともと産業全体の規模からするとすごく小さな産業ですよね。世界の趨勢を左右するような産業でもないでしょう。だから、こんなちっちゃい産業の中で、同じようなシステムを二重開発することのもったいなさをすごく感じているんです。もっと手を取り合っていければいいのにな、と。実際に水面下ではいろいろな編集部にも直接話しに行っていますが、こちらは場を提供しているだけなので、講談社という枠に囚われずに各社乗っかっていただければ。思想に共感する全社に使ってもらえればいいのになと思っています。

── サイトをオープンした当初は、編集者にどのように声をかけていったのですか?

最初は講談社のみで、「コミックDAYS」と「ヤングマガジン」「イブニング」「モーニング」「アフタヌーン」「Kiss」「BE LOVE」の7誌、100人の編集者登録から始めましたが、トップダウンで編集長や局長から伝えてもあまり利用してもらえないんじゃないかと思ったので、各編集部で説明会を開いて全部自分で直接伝えました。こんなことができるサイトがあるので、思想信条に反しなければぜひ使ってね、と。

DAYS NEO

10月に講談社にて行った「DAYS NEO REAL」。

「アドバイス」ではなく「メッセージ」にしたわけ

── もともと作家さんと編集者の関係性に問題意識を持ったのは、どういうところからだったのですか?

僕は「週刊少年マガジン」に8年いて、「ヤングマガジン」に異動して6年目ですが、14年間のうち7年ぐらい新人賞の担当をしていたんです。そこでうまくいった例やトラブルなどいろんなケースを経験しました。また、ツイッターのDMやLINE@をずっと開放していて、お悩み相談を受けつけているんですが、そこに作家さんから「編集さんにネームを送ったけど1週間返事がないんです。どうすればいいですか?」なんていう相談がわりと多く寄せられるんです。それって、第三者のまったく知らない僕に聞く時点で、その担当編集とはそんなことすら直接聞けない関係性なんだなってことがわかりますよね。たとえば「友だちに遊ぼうってメールしたのに返事が遅いんだけど」って赤の他人に聞いてたら、「それ本当に友だち?」って思うじゃないですか。
実際、作家さんと編集者間のトラブルの大元をたどると、ほとんどが人間関係なんですよ。端的に言うと、お互いを信頼し合えてないときに何か不備が起こった場合、相手を許せなかったりするんです。

── 逆に良好な関係であれば、作品の出来にも関係してきそうですね。

心情的に良好な関係というもののほかに、創作的に良好な関係というものもあると思っています。作家さんが編集者に求めるものや、編集者のスタンスにもいろいろありますからね。僕は作家さんのモチベーションを上げられる存在になりたいと思っています。「この人のために面白いマンガを描こう」とか、「締め切りを守ろう」とか(笑)、そういうふうに思ってくれれば良くて。マンガはクリエイティブ領域の境界線があいまいなので、作家さんによっては「ダメ出しをしてくれないと嫌だ」って人もいるし、「お話づくりには一切口出ししないでほしい」っていう人もいます。ヒットメーカーの編集者が特定個人の作家さんにとって「良い編集者」であるかどうかはわからない。

── そうした考え方やフィーリングが合う作家さんと編集者のマッチングが大事なんですね。

大事だと思いますね。世間では何かのトラブルから作家さんがSNSに編集者への苦情を書き込んだりして、「編集者不要説」なども散見されます。その中には少なからず、不幸なミスマッチングが引き金で、「編集者を自分で選んだわけじゃないし」という思いからきているものもあると思っています。
「DAYS NEO」ではその点、お互いに「自分で選んだ」という、ある種の覚悟みたいなものもあると思います。できるだけ不幸なミスマッチを少なくしたいなと思っています。

今は作品の発表の場も媒体も紙からネットまでたくさんあって、作家さんも多様化しているので、必ずしも商業誌の連載を目指さなければいけないというわけではありません。どれも人生の選択肢の一つです。このサイトも、どこかと比べてどうこうじゃなく、商業誌の目指し方として新しくできたものの一つと考えていただければと思います。

編集者のコメントを「アドバイス」ではなく「メッセージ」という呼び方にしたのは、僕なりのこだわりです。これまでは「編集者のアドバイスをもらえる!」みたいな形のものが多くて、どこか編集者が上に立っているような感じだったんですよね。僕は、作家さんと編集者は「対等か、編集者が下くらい」の関係であるべきだと思っています。イメージとしては“婚活サイト”。素敵な異性がいたときに、どう口説くか(笑)。「ねるとん」じゃないけど、1人の人気者のところに「ちょっと待ったー!」と3人くらい行く感じ。でもあれって、プロポーズされる側は相手を選び放題でいいなと思うかもしれないけど、実はまったく声がかからない人もいて、やさしいようで残酷なところもあるんですよね。

DAYS NEO

「DAYS NEO」も、それと似たようなところがあると思います。すべての作品に必ずしもメッセージが付くとはかぎらない。ドライな観点から言えば、それが不特定多数の読者さんを相手にする「商業」なわけで。このサイトがあることで「商業雑誌の連載なんて簡単だよ!」なんて言うつもりはまったくありません。プロスポーツと一緒で、プロの作家に誰でもなれるわけがないし、なれなかった人たちもたくさん知っていますからね。さらに繰り返しになりますが、同人と商業、言い換えればアマチュアとプロのどちらが偉いということもまったく思いません。

編集者の考え方や「作品づくり」の姿勢もさまざま

── 編集者からの“口説き”も、それぞれいろいろなメッセージの仕方がありますね。

言葉の端々に思想が見えますよね。言い方としても、「もっとこうしたほうがいいかもしれません」という代案型だったり、こことここはって欠点もちゃんと見つけられる人だったり、「こういう作品が描けるんじゃないですか?」って違うジャンルを勧める場合もありますし。そこで作家さんが「あ、そうかも」って思えたら、「この人は何か自分にとっていい気づきを与えてくれる存在になるかもしれない」と、担当に選ぶかもしれません。

作品づくりは、自分たちの満足を追求するという側面もあります。いかに悔いのない「自己満足」ができるか。極端な言い方をすれば、信頼できる相棒のサポートを受けて自分が全力でがんばってやれたなら、仮に打ち切られても、人気が出なくても、おそらくなにがしかの充足感があると思うんですよ。一方でヒットが出れば、トラブってようが編集者と仲が悪かろうがいいかもしれないけど。
ただ、もっと細かい次元で言えば、「一緒にお話をつくっていきたいです。よろしくお願いします」という人と、「ぜひ作品づくりのお手伝いをさせてください」っていう人と、「担当やりたいです」って人とか、アプローチの“口説き文句”はいろいろあります。「つくる」って言葉をどう使うかというのも、編集のスタンスとしてありますよね。一緒につくっていきたいって人は、たぶん自分のアイディアも出したい人なんだろうなと思うし。

── ご自身はどうですか?

僕は、打ち合わせではアイディアを出しますが、選択権は作家さんにあるので、そのアイディアは作家さんによるものであると信じているタイプです。

── 「DAYS NEO」でもメッセージはいろいろされていますよね。

今は僕自身、抱えている案件がいっぱいなのでなかなか担当希望が出せない状況ですが、空き時間にはずっと投稿作品を拝見していて、意欲的な作品に対してはメッセージを送るようにしています。ほかの編集者も、担当希望ではない作品にもメッセージを書いていますよ。「自分は担当できないけど、誰かして!」と思うような作品にも書き込んだりしているはずです。

── 「DAYS NEO」でマッチングして担当になり、「ヤングマガジン」で連載がスタートした『ギャルと恐竜』(原作・森もり子/漫画・トミムラコタ)は、もう単行本も2巻まで出ましたね。来年はアニメ化と実写化も決まったとか。すごいスピード感です。

そうですね。去年の4月にマッチングして最初に会ってから、たぶん1ヵ月後くらいにネームを描いてきてくれて、打ち合わせをして、少し調整をして編集長に出したら連載が決まって。2018年の秋には連載が始まりました。今年の4月に単行本の1巻が出ていますが、その直後にアニメ化が内定しました。これ、全然仕込んでないですけど、「DAYS NEO」成功例の仕込みだと思われたら嫌だなぁ(笑)。

── 投稿作品では恐竜がしゃべっていましたが、それはしゃべらないほうがいいと提案して今の形になったとか。

しゃべると全然違うジャンルになりますからね。『ドラえもん』みたいなキャラクターマンガと一緒で、フィクションになっちゃうんです。異形のマンガになるんですよ。この作品は、そっちじゃない気がしました。ものすごく大きな枠で言えば、ペットもの(笑)。僕、小林まことさんの『ホワッツマイケル』がすごい好きでして。あれも、猫のマイケルはしゃべらないじゃないですか。そっちのほうが目立つし、絶対いいなと思ったんです。マイケルがしゃべったら、全然違うマンガになっていたでしょう?
アニメコンテもできあがってきていますが、すごくいいですよ。話題のチームでつくってもらっているので、本当にめちゃくちゃいい。何より両作家さんが満足してくださっているのが嬉しいし、ホッとしています。

── そうやって成功している作家さんからも、またサイトの口コミが広がりそうですね。

そうですね。業界内、特にプロ作家さんの中にも「DAYS NEO」を頻繁にウオッチングされているかたがいらっしゃるようです。編集者個人や、背負う媒体のブランディングにもなっているのかなと。
編集者とトラブルがあった作家さんの一助になればいいし、そうじゃなくても、まずは何も考えずに利用していただきたいですね。少なくともこのサイトを利用している人には、「編集ってそんなに悪い人ばかりじゃないけどね」と感じてもらえればいいなと思っています。こつこつがんばります。

DAYS NEO

10月に講談社にて行った「DAYS NEO REAL」。

「お互いがお互いを選んだ」連載を獲得した作家からの声──森もり子氏

「DAYS NEO」からはすでに20本以上の連載が生まれている。投稿からわずか2ヵ月弱で「ヤングマガジン」での週刊連載が決定したのが『ギャルと恐竜』だ(原作・森もり子/漫画・トミムラコタ。2人は夫婦でもある)。もともとプロとして活躍をしていた2人はなぜ「DAYS NEO」に投稿したのか。原作の森もり子氏に聞いた。

──プロとして仕事をしていたお2人が「DAYS NEO」への投稿を考えた理由は?

ちょうど夫婦で作品をつくろうと思っていたタイミングで、誰かに見せて評価していただきたいという気持ちがありました。多様な編集者さんから直接コメントをいただける(可能性がある)場は、すごく貴重だと思ったんです。あと、ネットで投稿するだけなので簡単ですし(笑)。

──4人の編集者が担当希望を出しましたが、最終的に鈴木綾一を選んだ理由は?

まず「過去に原作付きマンガを担当されていたこと」。そして「読んだことのある作品を担当されていたこと」。また、「『DAYS NEO』の立ち上げをされた方なので、いろんな場面で柔軟に対応してもらえそうだったこと」というのもあります。 重視した点は、一つの項目というより、掲載可能な媒体や過去の担当作、マンガに対してのスタンスなど、すべての項目を通して、今後ビジネスパートナーとしてやっていく上でストレスなくおつきあいできそうな相手であると感じられたことです。

──担当希望者から自分の担当を選べるという運用ルールをどう感じましたか?

「担当希望する」→「担当に選ぶ」という流れで、お互いがお互いを選んだと言えますし、編集者と作家のパワーバランスがちょうどいい形になるのではないかと思っていました。個人的には編集者と作家は、可能な限り対等なビジネスパートナーでありたいので。実際、かなり相性のいいマッチングになったと思います。

──『ギャルと恐竜』は「ヤングマガジン」での連載が実現し、2020年には実写化&アニメ化が決定しています。マッチングした編集者との出逢いは、このスピード感や作品づくりにどんな影響を与えましたか?

『ギャルと恐竜』で恐竜をしゃべらなくさせるというのは、鈴木さんの案でした。これがなかったら作品の方向性が大きく変わっていたと思います。もちろん、こちらが描きたいことは結構好きに描かせてもらっているのですが、「DAYS NEO」で鈴木さんと出逢っていなければ、今の『ギャルと恐竜』はありません。 編集者との相性が良くて、やりとりにストレスを生まないので、修正や確認がスムーズなのは間違いないですね。作画と原作が夫婦だというのも、スピード感に一役買っているとは思います(笑)。

──ほかの作家さんやこれからマンガ家を目指す若い方に、「DAYS NEO」を使う利点や気をつけたほうがいい点があれば教えてください。

別にデメリットはないので、おすすめしかしないです。自分の作品があるのなら、とりあえず投稿してみればいいと思います。担当希望がつかなくても、コメントをもらえるだけでうれしいです。特に、「他誌で担当編集がついてるけど、なかなかうまくいっていない」みたいな作家さんは、新しい出逢いを求めて使ってみるといいと思います。編集者一覧を眺めるだけで、いろんな人がいて結構面白いですよ。

『ギャルと恐竜』
2018年4月20日に第1話をDAYS NEOに投稿(現在も閲覧可)。すぐに希望していたヤングマガジンの連載が決定し、同年秋から連載開始。2020年にはアニメ化&実写化される。

森もり子 イメージ
森もり子

『ギャルと恐竜』原作担当。2014年に発売したLINEスタンプ『もっと私にかまってよ!』が話題に。著書に『さよなら、ハイスクール』など。『ギャルと恐竜』の作画担当・トミムラコタとは夫婦でもある。

  • 電子あり
『ギャルと恐竜(2)』書影
原作:森 もり子 漫画:トミムラ コタ

バイトの先輩と仲良くなったり、元カレとヨリ戻したり、よくあるかもー?な日常だけど、今までと違うのは恐竜とルームシェアしてるってことくらい? 恐竜とかよくわかんないけど、なんとかなるっしょ。とりま読んでアゲてこ~~!