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NHKの「すイエんサー」という番組をご存じでしょうか。NHKのEテレレギュラー番組のひとつで、「ゆで卵の黄身をぴったりど真ん中にする方法」「蜜のたっぷり入った甘いリンゴを見分ける方法」などのちょっとした生活の知恵や、「なぜ足の小指を角にぶつけてしまうのか」といったふだんの生活で疑問に思うできごとを、リポーターを務める女の子たち「すイエんサーガールズ」が体当たりで解明していく、ゆる～い科学系（？）番組です。そして、すイエんサーガールズが番組中の知力対決において、なんとあの東大生や京大生に勝利したことでも話題になっています。
この「すイエんサー」のプロデューサーである村松秀さんが、なぜすイエんサーガールズがエリート大学生たちに勝てたのかを綴る『女子高生アイドルは、なぜ東大生に知力で勝てたのか？』が、来る3月16日に発売されます。これを記念して、彼女らのトークショー＆ミニライブイベントが開催されます。

2016.02.26

自分メモ

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あの話題の番組が本になった！　アイドルでも難題を克服できた理由は!?

「すイエんサー」でリポーターを務める「すイエんサーガールズ」。それぞれモデルやアイドル、女優などでも活躍している、ごくふつうの女の子たちである。彼女たちが名門大学生に勝てたのは「グルグル思考」を鍛えているためだ（日本コロムビアWebサイト）

「すイエんサー」とは、NHK・Eテレで2009年からレギュラー番組として放送しているゆるくて楽しい科学（？）エンターテイメント番組（火曜夜7時25分～、土曜朝9時30分～）。ティーンズや小学生たち、そのご両親への認知度がきわめて高い、いま話題の番組です（「すイエんサー」番組公式ブログはこちら）。

すイエんサーガールズたちには、台本も、打ち合わせもありません。彼女たちが自らの力だけで考え、本気を解き明かそうとリアルにトライしています。テーマがテーマなだけに、当然、簡単に答えが見つかるはずもなく、ひたすらグルグルと考え続けることになります。これを、著者である村松秀氏や番組スタッフは「グルグル思考」と呼んでおり、「グルグル思考」を鍛えた先には必ず、思考力、発想力、実践力を束ねた生き抜く力、すなわち「知力」が身についているはずなのです。

その結果、番組内企画として実施された「知力の格闘技」では、すイエんサーガールズは東大生、京大生などの名門大学の理系学生と9回、知力バトルを行いましたが、5勝4敗という驚くべき成績を残しました。

きたる3月16日発売予定の『女子高生アイドルは、なぜ東大生に知力で勝てたのか？』では、プロデューサーとして7年番組に携わった村松氏が、「知力の格闘技」の対戦相手たちとすイエんサーガールズたちとの激闘をプレイバックします。すイエんサーガールズの知力のすごさと、グルグル思考のパワーを実感できます。また、すイエんサーで挑んできた難題の中から19問をセレクトしました。学校では決して教わることのない「グルグル思考の問題集」です。ぜひこれらの課題にひとつひとつチャレンジし、知力を鍛え上げてみませんか？

渋谷で開催！　トークショー＆ミニライブのお知らせ

著者紹介：村松秀

NHKチーフ・プロデューサー。1968年、横浜生まれ。東京大学工学部卒。90年NHK入局、以来『ためしてガッテン』『NHKスペシャル』『クローズアップ現代』など科学系番組の制作を主に担当。また『すイエんサー』『マサカメＴＶ！』『迷宮美術館』『サイエンスアイ』『世界わんわんドキュ』『世界入りにくい居酒屋』等、多数の新番組の開発に携わってきた。現在はコンテンツ開発センターで『世界ネコ歩き』『お宝！バックヤードハンター』等を制作しつつ、特番や新規番組開発を担当する。『生殖異変～しのびよる環境ホルモン汚染』で放送文化基金賞最優秀賞、地球環境映像祭大賞、科学技術映像祭内閣総理大臣賞、『史上空前の論文捏造』でバンフ・テレビ祭最優秀賞、著書『論文捏造』（中公新書ラクレ）等で科学ジャーナリスト大賞など受賞多数。他の著書に『生殖に何が起きているか』（NHK出版）など。テレビ界で初めて、アートナビゲーターの資格を取得している。

『女子高生アイドルは、なぜ東大生に知力で勝てたのか？』の発売を記念して、下記のとおりイベントを開催します。HMV&BOOKS TOKYO6Fでこの本をご予約のうえご購入いただいた方に、優先入場券と握手会参加券をプレゼント！　いますぐHMV&BOOKS TOKYOで予約しましょう！