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××したいのに……。18歳までおあずけ。法律ギリギリ(!?)寸止めラブ!!

弁護士と17歳(1)
(著:小野 アンビ)
2020.01.10
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彼氏、真面目か

『弁護士と17歳』のあらすじを男性(大人)に話すと「おいおい~!」みたいに言われる。26歳の弁護士が17歳の彼女と「一線」を決して越えない。だって都の条例があるし。いくら「法の犬」と呼ばれようがダメなものはダメ。でも、彼女はその1年が待てなくて……! な、お話。

や、わかるよ。「おいおい~!」ってひっくり返りたくなる気持ち、全方向的にわかりますけど、違うんですよ、こっちは少女マンガの世界にいるんです。「そんな男いるの?」。います! こんな恋愛がしたいし、真っ当で良い彼氏だし、夢が詰まってる。「1年くらいすぐでしょ?」。いや、17歳にとっての1年の長さを舐めないでほしい。待てないもんは待てない! 「じゃあどうしたいの?」。この状態がいいんだってば!



極上の「おあずけ」を堪能できる。バリエーション多数。しかもいっぱい笑った。

私の喉は乾きっぱなしよ

主人公の“理瀬”は17歳。ずっと大好きだった幼馴染の“博臣”に告白してはフラれ、告白してはフラれ……を繰り返し、どうにか晴れて付き合うことができた女の子。博臣は弁護士になったばかりの26歳で、顔がいいのもあって「法曹界のプリンス」なんて呼ばれている。

年上彼氏からのお説教、いい。スーツ姿がかっこいいし、泣きぼくろが効いてるし、コーヒーのマグカップすら超似合う。

そんな鬼かっこいい彼氏に理瀬がグイッと迫ると、こうなる。



「君に性的な接触は避けたいというのが本音であり」だ。バレなきゃいいってもんじゃない。真面目。博臣のガッチガチなガードを前に理瀬は悶々とし続ける毎日。



考えつく手は全て打っているんです。理瀬の友達と同じように、私も「彼氏いいやつ」と思うけれど、初恋の人とやっと付き合えた17歳にしてみれば「彼女としての証明」は少しでもほしいし、そもそも26歳と17歳の体感する1年なんて別物だし、「法律マジで邪魔すぎる」とジリジリするのもわかる。だって弁護士だから好きになったわけじゃないし……。

「押して駄目なら引いてみろ」も洞察力のある博臣の前では惨敗。こんな2人の攻防をニヤニヤ眺めるのが本作の正しい楽しみ方です。

とある情報筋から「博臣は巨乳が好き」と聞き出して、胸がそんなに大きくない理瀬は?



あらゆる道具を駆使して構築した偽乳でアピール。可愛い。

で、ガン見されると急に恥ずかしくなる。あれだけ「したいしたい」と大騒ぎしても、いざそんな空気になると戸惑うんです。可愛い。

私のこと好き?

なんでそこまでして背伸びをしたいのかっていうと「私のどこが好き?」を体感したいからなんですよね。彼女としての印が欲しくて欲しくてしょうがない。そんな押して押して押しまくる理瀬の気持ちを博臣はわかっています。

だから、一線は超えないけれどちょっとだけ近づいてみたり。……博臣は法を遵守する真面目な弁護士だけど、それだけじゃなくて「まだダメです」の時間を楽しんでいるんじゃないかなあ。読んでるこちらもその時間をじっくり堪能しています。ああ、しかし、2人のやりとりがホント楽しいから永遠に17歳でいてほしいと思っちゃうよ。

  • 電子あり
『弁護士と17歳(1)』書影
著:小野 アンビ

恋人として××したいけれど、法律がジャマをする! 
高校卒業までガマンできない……!?
 
まんがアプリPalcy&別冊フレンドで超人気連載中☆
イケメン弁護士×JKのイリーガル・ラブ!!

レビュアー

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花森リド

元ゲームプランナーのライター。旅行とランジェリーとaiboを最優先に生活しています。

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