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メイクはただの魔法じゃない。上達するには時間もお金も根気もいる!!

2019.04.09
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もしも、この世にメイクがなければ……、もっと朝寝坊ができる。もっと早く寝られる。すぐに外出できる。化粧品代が浮く。重たいポーチを持たずにすむ……。
その反面、メイクがあるおかげで美しく変身できたり、「よっしゃ! 今日はイケるぜ」みたいな高揚感を味わうこともできます。リキッドタイプのアイラインが1発で決まったときは特に。

それなのに最近は、マンネリメイク、おざなりメイクで、オバさん度が加速。これはマズいと感じ始めたときに『メイクはただの魔法じゃないの ビギナーズ』と出会いました。
正直、美容には疎いです。とはいえ、化粧を始めてうん十年。大抵のことは知ってるわい! と思っていたのですがとんでもない。知らないことが、こんなにもあっただなんて。

ファンデーション選びは顔と首の境目で

つい先日、ファンデーションを買いにドラッグストアに行ったときのこと。
ただでさえBBクリーム、CCクリーム、メイクアップベースに、ルースパウダー、プレストパウダー、リキッドと種類がありすぎてよくわからないのに、色味の数も多すぎて、すでにこの段階でぐったり。
とはいえ、ここまで来たからにはと試しにリキッドを頬に塗ったのですが、この色で合っているのかいないのかわからず、面倒くさくなって帰ってきてしまいました。
でも、このとき買わなくて正解。色選びのコツが、この本に載っていたのです。

色選びには、顔と首の境目に3種類ほど乗せてみるといいなんて、こんな初歩的なこと、今の今まで知りませんでした。

確かにいますよね。顔だけすげ替えたかのように真っ白で、首の色と全然、合っていないオバさん。
と、人ごとのように言っていますが、「耳の手前や顎の下などのフェイスラインは、ぬり残し、のばし残しが多いので手鏡でチェック」とあるのを見て絶句。こんなふうに手鏡を使ったことなんて、一度もなかったので。

さらに「下地クリームは、塗る前に手の甲で温めてから使うと伸びがよくなる」というのもやったことがない! 
今度からは、ちゃんと手の甲で温めて……と思うのに、習慣って恐ろしいです。すっかり忘れて直接、塗ってしまうのです。基本が身についてないってやつです。

ビギナーズのみなさんは、しっかりと基礎を身につけてね、と思わずにはいられませんでした。

カウンセリングには化粧崩れしたままで行こう

本当は、ビューティアドバイザー(BAと呼ぶことをこの本で知りました)がいる化粧品売り場でプロに任せればいいのですが、押しに弱い私はあの空間が大の苦手。余計なものまで買わされそうで。

しかもBAさんってみんな完璧なメイクをしているので、圧倒されてしまうのです。
だから私は、わざわざトイレで化粧直しをしてから行っていたのですが……。

さすが、元BAだった漫画家さんだけのことはあります。
そんな元BAという公平な立場にいるからこそ言える、こんな情報もありました。

化粧品は同じブランドの製品でいっきに揃える必要なし

イチから化粧品を揃えなければならないビギナーズにとっては、出費も痛いところ。当然、BAさんは自社商品の売上げを上げたいので、同じブランドで揃えた方が綺麗に仕上がりますよ、とかなんとか言ってくるに違いないのです。そして色々と試すうちに申し訳なくなって、色々と買ってしまう……ハイ、これが私のいつものパターンです。

しかし、この漫画ではキッパリと「初めてのブランドでの大人買いはおすすめできません」と断言しています。なぜなら、「どの製品にどんな効果があるのかわからなくなる」からです。

これはまさしく、目からウロコでした。

この本は、ただ単にメイクのやり方やコツを教えてくれるだけでなく、こうした疑問にも率直に答えてくれるところが、よくある美容雑誌とは違います。マスカラの使い方やメイクの落とし方も、図やイラストを使い、細かいところまで具体的に説明されているので、とてもわかりやすいです。

メイクは見た目を変えるだけでなく、内面も変えてくれる魔法。であれば上手に使いこなさなきゃ損だなぁと、改めて気づかされた本でした。

六多いくみ 公式twitter:https://twitter.com/rottaik

『メイクはただの魔法じゃないの』公式twitter:https://twitter.com/kiss_tadamaho

  • 電子あり
『メイクはただの魔法じゃないの ビギナーズ』書影
著:六多 いくみ

元・美容部員でメイク好きの少女マンガ家・六花なるみがメイクやコスメにまつわる相談にこたえる、ハウツーメイク漫画エッセイ。ファンデーションの塗りかた、アイラインの引きかた、正しい洗顔方法……などなど、基礎の基礎から分かりやすく解説! メイクのことに詳しくない初心者さんも、ステップアップ方法が分からなくなっているマンネリさんも、これを読めば、明日からきっとメイクが楽しくなる

レビュアー

黒田順子

「関口宏の東京フレンドパーク2」「王様のブランチ」など、バラエティ、ドキュメンタリー、情報番組など多数の番組に放送作家として携わり、ライターとしても雑誌等に執筆。今までにインタビューした有名人は1500人以上。また、京都造形芸術大学非常勤講師として「脚本制作」「ストーリー制作」を担当。東京都千代田区、豊島区、埼玉県志木市主催「小説講座」「コラム講座」講師。雑誌『公募ガイド』「超初心者向け小説講座」(通信教育)講師。現在も、九段生涯学習館で小説サークルを主宰。

公式HPはこちら⇒www.jplanet.jp

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