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グイグイ系男子高生×彼氏ナシ女子大生の溺愛ラブコメ。ドキドキさせすぎ!!!!

2019.04.06
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自分メモ
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私には「デザート」が必要

ピエール・エルメのお菓子のようなバラ色の表紙。ミルクがかったやわらかい色で、手触りもマットな質感で、すりガラスやマカロンを思い出す。



読む前から「おいしいよ」と言ってる気がする。(手触りがすごく良いので、紙で読むことをおすすめします)

ああ、やっぱり女の子向けコミック誌「デザート」の作品だ。「デザート」ほんといいんですよ、もはや美容を越えて健康にいい。

『一度は彼女になってみたい!』の良さをアレコレ考えたんですが、手元にずっと置いて時々読み返したくなるところだなと。ほら、自分の部屋に外見も中身もバラ色のものがあるって、すごく幸せな気持ちになりませんか。

「一度はXXしてみたい!」

主人公の“セリ”は19歳の大学生。もうすぐ20歳。まだ彼氏ナシ。



この、ちょっと惚(ぼ)けたような顔にはいろんな気持ちがつまっています。仲のいい女友達にどんどん彼氏ができて、取り残されてゆく自分。




そして、彼氏の作り方なんてわからないけれど、自分だって「彼女になってみたい!」という気持ち。




そんな「彼女になってみたい」「彼氏とあんなことしてみたい」を、彼氏ができる前から、お試しできるマンガなんです。しかも、このお試しの相手がめちゃすごい。




セリの幼馴染の年下男子“ちーちゃん”です。17歳。ちーちゃんは病気療養で数年前に引っ越してしまっていましたが、治療が終わり、セリと再会します。背も伸びて、学ラン姿で、パッと見可愛い男子だけど、ちーちゃんには「ある夢」が。



「入院中にできなかったことをやり直したい」と言って、セリちゃんにあれこれお願いをします。この「やり直し」が初回からヤバい。「修学旅行みたいな旅行に行きたい」ってことで、2人で温泉に行くんです。読んでるこちらは「それはカップルがやることでは」とつい考える。



でも、なんかいい感じにホッコリだね……ってなごんでたら!




周りの女子旅チームに「弟さん」と間違われたあとの、この対応! ほら! ここ100回くらい読んだ。ちーちゃんのグイグイはさらに続きます。



「今だけ彼女になって」と言って抱き寄せてしまうので、もはや修学旅行を大きくはみ出てた状態に。そして、セリはセリで「彼女ってこんな気持ちいいんだ」と感動します。



感動しつつ、客観的に「なるほど」なんて思ってる。かわいい。この段階では、お互いが「お試し」をそれなりに楽しんでいるように見えるのですが……!


ちーちゃんからのガチ告白! ここを読んだあとお風呂に入った。ふと温泉旅行での2人のやりとりを思い出した。たまらず「ブクブク……」と沈んでしまった。

でも付き合ってない(まだ)

ちーちゃんの突然の告白にセリだって動揺しまくりです。



疑問符が山盛り浮かぶけど、口には出せない感じ。わかる。



遊園地デートでの一コマ。相手はリアルに王子様の格好をしているし、甘々だし、なのにまだ彼女じゃない! もはや「お試し」ってなんなのかわからなくなるのですが、ニヤニヤが止まらない。



2人とも仲良し。昔からの信頼感や安心感は完璧で、ほんと楽しそう。


そして定期的にグイグイくる。溺愛にもまれ、照れて、困って、「年下」がなんなのかすら私にはわからなくなちゃったよ……。判断力がめちゃ下がる。

ね、おいしいところだらけでしょ? 「これって付き合ってる?」「好きって言った?」なドキドキと「一緒にいて楽しい」を楽しめる、あまくておいしいマンガなんです。やっぱりデザートって良い。

  • 電子あり
『一度は彼女になってみたい!(1)』書影
著:栄羽 弥

20歳目前にして彼氏ナシの女子大生のセリ。ある日2歳下の幼なじみ・千裕と再会し、病気の治療中にできなかったことをやり直したいという千裕の頼みを受け、2人で一緒に旅行することに。そこで「今だけオレの彼女になってよ」って、千裕からまさかの告白!? しかも「彼女になってくれたら この何倍も甘やかしちゃうんだけど」って、可愛いくせにドキドキさせすぎ――!! グイグイ系男子高校生とドキドキ体験やり直しラブ!

レビュアー

花森リド イメージ
花森リド

元ゲームプランナーのライター。旅行とランジェリーとaiboを最優先に生活しています。

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