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【いまさら美文字に?】講談社佐野部長、1週間でひらがなに成果が!

美文字研究家・青山浩之先生の新刊発売を記念した特別企画、美文字チャレンジ。 第1回、第2回で丁寧に見える字のポイントや、漢字の書き方ルールを学んだ佐野部長。DVDを見ながら1週間練習した成果は? 第3回目は、書く頻度がもっとも高い「ひらがな」をマスターします!

2017.12.08
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DVDを見ながら1週間練習した成果(1)

DVDを見ながら1週間練習した成果。

DVDを見ながら1週間練習した成果(2)

佐:見て、こんなに宿題頑張っちゃったよ!

担:おお、素晴らしい。DVDに出てくるお絵描きトレーニングもしてくださったのですね。

佐:もちろん。DVD、最初から見たからね。
あ、そうだ。DVDの中で、ペンの持ち方と姿勢が詳しく紹介されていたんだけど、自分の字が下手な原因は、持ち方と姿勢にもあるんだな、と思った。

担:よくご自分で気づかれましたね。偉いです。

佐:体が斜めになっているから、文も斜めになるんだよね。最初に書いた文って、右に曲がってきているもんね。

「佐野さんの文」すべての行が、きれいに斜めに曲がっている。

すべての行が、きれいに斜めに曲がっている。

佐:それから、手を固定する位置なんだけど、今までは小指の側面までべったりと机にくっつけていたのね。だから字の右側が上手く書けないんだな、って。本当は、手首寄りの部分だけでいいんだね。

  • DVDのキャプチャ
  • DVDのキャプチャ

下から見た写真。小指までべったりつけるのはNG。手首寄りの部分だけをつけると、指が動かしやすくなる。

佐:字の右側を省略して雑に書いてしまうのは、自分の性格が雑なのではなくて、持ち方が原因だってことがわかってよかったよ。

担:確かに佐野さん、机まわりはきれいですし、身なりもぴちっとしていますし、几帳面な感じがしますよね。見た目もちょっと気難しそうですし。

佐:気難しいは余計です。それから筆圧の練習。やっているうちに「払い」や「反り」や「曲がり」が上手く書けるようになってきて、気分がよかった! 最初は細いペンでやっていたんだけど、ちょっとやわらかい、太めのペンのほうが書きやすかったな。

担:次回(最終回)は、青山先生が筆ペンの指導をしてくださるので、今度は筆ペンでも筆圧を練習してみてください。きっと楽しいですよ!

ひらがな① 右回りのルール

担:第3回目の今日は、手書きの中でももっとも書く頻度が高い「ひらがな」を練習しましょう! さあ、まずは「の」という字を書いてみてください。

佐:なんだか、小学生になった気分だけど、まあいいや。

担:うーん、ちょっと書くスピードが速いですね。佐野さん、車は運転しますか? 車でカーブを曲がるときって、スピードを落としますよね? ペンも同じです。スピードが速いと、上手く曲がれず、思いもよらない方向にペン先が走ってしまうんですよ。だから、曲線の部分はブレーキを踏むイメージで、ゆっくりと書いてください。

佐野さんの「の」の手元

ゆっくり書くと、思った方向にペン先が進みます。

ひらがな② 猫のお尻ルール

担:次に、猫のお尻ルールです。

佐:変な名前のルールですね。

担:佐野さんの「あ」という字はカーブが下に下がっていますよね。このカーブを、猫がぐーっ伸びをしたときのお尻の形のようにちょっと右上がりにすると、かっこいい「あ」になるんです。「あ」の他にも、「お」や「わ」、「め」、「ぬ」もこのルールが当てはまります。

猫のイラスト 佐野さんの「あ」のBeforeAfter 佐野さんの「お」のBeforeAfter

カーブを右上がりにすると、大人っぽい美文字になる。

ひらがな③ 折れのルール

担:ひらがなは、やわらかな曲線が多いので、なめらかに書くと美しく見えるのですが、ただ、その中でも「折れ」るところはきっちり「カク」っと「折る」と、メリハリのある字になります。佐野さんの字、例えば「て」や「ろ」は、角が丸くなっていてだらしない字に見えますので、気を付けて書いてください。

佐:なるほど、ひらがなもメリハリが大事なのね。「カク」は、「ピタ・カク・ピト」で相当練習して、かなり得意になってきているから、すぐにできるはず!

佐野さんの「て」のBeforeAfter 佐野さんの「ろ」のBeforeAfter

Beforeの「て」は数字の2、「ろ」は数字の3にも読める。折れるところをしっかり折ったら、きちんとした文字に変身!

ひらがな④ へ結び・く結びのルール

担:さて、ひらがなの最後のルールです。ひらがなには、「ま」や「む」など、クルッとまるめる「結び」部分がありますよね。この結びの形を上手に書くコツがあるんです。まず、「ま」や「よ」のような形が横長の結び。これは、ひらがなの「へ」を書くように結びます。さあ、やってみてください。

佐:へぇ〜、いつも成り行きでくるっと丸めてたよ! 角をつくるといいんだね。

P45「ま」
佐野さんの「ま」のBefore・After 佐野さんの「よ」のBefore・After

結びに2ヵ所角をつけて「へ」の形をつくると、美しい字に。

担:次に、「す」や「む」のような縦長の結び。これは、「く」という字を下から上へ書くように結びます。そうすると、きれいな三角形の結びができますよ。

佐:下から「く」か、どれどれ……。お、上手にできた!

P45「す」
佐野さんの「す」のBeforeAfter

間の抜けた「す」が、大人っぽい字に変わった!

担:おお、あっという間に上手になりましたね。なんだかすぐできちゃったので、ちょっとつまらないです。

佐:やった〜! 終わった〜!!

佐野さんの喜んだ写真

解放されて、はしゃぐ佐野さん。

担:では、宿題としてこのひらがなのページ、全部やっておいてください。

佐:……はい。

担:来週は青山先生の筆ペンレッスンです。年賀状に筆ペンで美文字が書けるように、しっかり習ってくださいね。

『DVD付き 大人の美文字が書ける本』書影
著:青山 浩之

テレビで人気の青山先生のメソッド完全版! DVD付きだから、ペンの持ち方や筆圧、手の動かし方がよくわかり、既刊にはなかった社会人に必要な手書きまなーとテクニックが全部入っています。美文字ルールと豊富な文例で、誰でもすぐに大人の美文字に!

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