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【決定版】クリスマスに読み聞かせたい絵本特集。すてきなお話のプレゼント!

12月に入ると、街はすっかりクリスマス色に彩られます。ご自宅にクリスマスの飾り付けを施していらっしゃるご家庭も多いことでしょう。

子どもたちにとってクリスマスのお祝いは、キリスト教徒でなくともとても楽しみにしている年中行事のひとつ。いい子にしていたらサンタさんがプレゼントを持ってきてくれると信じて、この日ばかりは聞き分けのいい子で過ごしてくれそうです。

クリスマスをテーマにした素敵な絵本がたくさんあります。今回は、子どもたちに読み聞かせたい3冊の絵本をご紹介しましょう。

2019.12.13
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『クリスマスマーケットのふしぎなよる』書影
作:たなか 鮎子

本作は雪の降り積もった、ある異国の町が舞台の不思議な物語です。

クリスマスツリーから落ちてしまった星を助けるために、さまざまな仲間たちが力を貸してくれますが、その過程に親子でワクワクすることうけあい。

初回限定版には、本文内のイラストを使った美しいポストカードが付属しています。
クリスマスのグリーティングカードにぜひどうぞ。

『はりねずみのルーチカ 星のうまれた夜』書影
作:かんの ゆうこ 絵:北見 葉胡

ジャム作りと歌が大好きな、心優しいハリネズミのルーチカが、フェリエの国に帰ってきました。

本作は、それまで月しかなかったフェリエの夜空にキラキラと輝く無数の星が生まれる、ある冬のできごとを描いています。
いったい、どうやって星が誕生したのでしょう。

ルーチカとその仲間たちの心温まるやりとりを読み聞かせながら、親子で優しさについて考えてみてはいかがでしょうか。

『しかけえほん クリスマスって なあに』書影
作:ディック・ブルーナ 訳:ふなざき やすこ

ミッフィーでおなじみ、ディック・ブルーナのベストセラー&ロングセラー絵本が「しかけえほん」となって発売されました。

子どもたちは「ごちそうが食べられる」ことや「サンタからプレゼントがもらえる」ことがクリスマスだと思い込んでいるかも知れませんが、クリスマスの本当の意味を、この絵本で知ることができるでしょう。

ブルーナのかわいらしいイラストと物語の素晴らしさは言わずもがな、立体的な造形を楽しめる、他にはない手触りの1冊です。

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