今日のおすすめ

【祝・完結】大人気シリーズ『アウトブレイク・カンパニー』よ永遠なれ!

講談社ラノベ文庫8月刊のラインナップを一挙ご紹介! 校了担当の秘密コメント付きをチェックしよう!!

イノヤス

講談社ラノベ文庫編集長(であるらしい)。月刊少年マガジンに約20年在籍後ラノベ文庫へ異動し現在に到る。頭の中身は自称永遠の17歳だが頭の外側は……!?という、ドラえもんのいないのび太、みたいな感じのおっさん。編集者としてのモットーは「相手の技は必ず受けろ!」、身につけたい能力は「速読」、異世界に行ったら「蕎麦屋」をやりたい。一度言ってみたい台詞は「どうしたんだ、顔が赤いぞ。熱でもあるのか!?」

2017.08.30
  • facebook
  • twitter
  • 自分メモ
自分メモ
気になった本やコミックの情報を自分に送れます

ありがとう!

  • 電子あり
『アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者18』書影
著:榊 一郎 イラスト:ゆーげん
イノヤスコメント

ラノベ文庫創刊タイトルにして、初のアニメ化作品でもある大人気シリーズも、ついにこの18巻をもって完結となります。長きにわたって応援していただいたみなさんには感謝のひとことです。第1巻から校了担当として、そして仕事を忘れて楽しく読ませていただいたこの作品が完結するのは少し寂しいです。

慎一、ミュセル、ペトラルカをはじめおなじみのキャラ達(個人的にはもういつも一緒にいる飲み仲間みたいな感じです)が、最後の戦いに挑むこの最終巻ですが、そこはやっぱり彼ら「らしい」ふるまいで戦いを貫いていました! かれらの極めて「らしい」行いをどうぞ見届けて下さい……そしてラストは、ほほーこうなってるのか。ということで納得の結末もぜひお手にとってご覧くだされば校了担当者冥利につきるというものです! 榊先生、ゆーげん先生、そして担当のWさん大変お疲れさまでした!

9月29日には、アウトブレイク・カンパニーのイラストがすべてそろう、ゆーげん先生初の画集も発売になりますので、そちらもぜひお楽しみに!

異世界人が誰も知らない力とは……。

  • 電子あり
『王族に転生したから暴力を使ってでも専制政治を守り抜く!』書影
著:井戸 正善 イラスト:拝 一樹
イノヤスコメント

プラスチック爆弾、というと自分は昔観ていた『西部警察』のなかで、舘ひろし演じる鳩村刑事が、ブーツのかかとからプラスチック爆弾を取り出して、ドアを破壊して窮地を脱出する……みたいなシーンがあったような記憶があります(もちろんうろ覚えですのであしからず)。自分とプラスチック爆弾の“ファーストコンタクト”でした。

当作は「Kラノベブックス」の作品であります。Web小説では大変メジャーな≪異世界転生もの≫ですが、異世界の王族に転生した主人公・ヴェルナーが得た力が「プラスチック爆弾を自在に生み出して自由につかえる」だったわけで。転生先で異能を得る、というのは転生ものの定番中の定番ではありますが、≪爆弾を生み出して使う力≫というのはなかなか見られない力ですね。ある意味通常の攻撃魔法より強力でリアルな力ですし──世界を征服できるかもしれない力を得て、下克上をはかり専制政治を貫くという、一種の悪の美学、そのあたりも楽しんでいただきたく──でありますが、単なる悪ではなく、極めて合理的で純粋で、普通の国民の生活を守るための覚悟と王の自覚も持ち合わせている、奥行きと味わいのあるヴェルナーの痛快な生き様にぜひご注目ください!

俺だけ入れる隠し風俗……とかいうと怪しいものになるけど。

  • 電子あり
『俺だけ入れる隠しダンジョン ~こっそり鍛えて世界最強~』書影
著:瀬戸 メグル イラスト:竹花 ノート
イノヤスコメント

弊社に通称「本館」という建物がございます。「講談社」で画像検索すると数多の写真が出てくる、クラシカルかつ趣のある建造物で、100年の歴史を誇る文化財でもあるのです。当然地下にもフロアがあります……重厚な威容を脳裏に浮かべるに際し、「この地下深くに<隠しダンジョン>とかあっても不思議じゃ無いよな」と思うことが多々ありました。もしあったら≪本の神様≫とか≪ヒット作をさんざん生み出した大編集者≫の魂がきっと幽閉されていたりするのでしょうか? 怖いけど会ってみたい、チート技を拝借したい──そんな気もする今日この頃であります。

さて当作も「Kラノベブックス」からの作品です。著者は第6回ラノベ文庫新人賞にて『巨乳天使ミコピョン!』で佳作を受賞しデビューといった経歴をお持ちです。その一方で、Web小説界でも活躍されている多才の方でもあります──作風としては『ミコピョン』とだいぶ異なりますが、痛快な読み味は変わりません。主人公・ノルの異能=<スキルの創作・付与・編集>っていう力、弊社の地下にダンジョンがあったら誰かくれてもいいのになあ……それはさておき女性キャラ、特に「師匠」のキャラが特に印象的でした。とある理由からノルがダンジョンで出会った彼女は、強くて軽妙でその上どうにもならない秘密がありますが、その師匠とのかかわりでもってどんどん強くなり、成り上がっていく主人公の痛快な成功譚をぜひ味わっていただければと思います。

  • facebook
  • twitter
  • 自分メモ
自分メモ
気になった本やコミックの情報を自分に送れます