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【辻村深月絶賛】折原みと、デビュー30周年の大作。究極の純愛にメロメロの声

《小説家デビュー30周年記念 書き下ろし長編小説》

少しだけ……のつもりでも、最初のページを開くと、みちるがどうなるのか気になって気になって、読む手を止められなくなります。

時を忘れて一気読みのこの幸福。

ああ、やっぱり。

私たちの折原みとは嬉しくなるほどおもしろい!

──辻村深月氏

2017.04.18
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あらすじ

イラスト/みちると優斗

何度も引き裂かれながら、愛し合う二人が“青い鳥”を探す現代の純愛小説。

倉沢みちるは葉山で生まれ育った純粋でひたむきな女の子。高3の夏、老舗ホテルの御曹司の蓮見優斗と恋に落ちるが、花火大会の夜、行き違いから悲しい別れを迎える。

5年後、再会した二人は急速に惹かれ合う。好きな人と過ごし、好きな小説を書き、人生で初めて幸せに身を委ねたみちるだったが、それは束の間の“幸福”だった……。

折原みとさんの特別インタビューを公開!

著者メッセージ

小説に登場する葉山:安曇野ロケ地紹介

写真・文/折原みと

『幸福のパズル』は神奈川県の葉山と長野県の安曇野が主な舞台になっています。著者の折原さんによる写真と文章で、小説のモデルになった場所や風景をご紹介します!

  • 森戸海岸

    のどかなファミリービーチ。みちるが散歩したり、よく優斗とデートする海岸です。

  • 葉山元町の交差点近くの住宅街

    みちるの家は、この辺り。奥に見える三ヶ岡山の中腹に、蓮見ホテルがある設定です。

  • 芝崎海岸

    高三の初夏、みちると優斗が出会った岩場。海水の透明度が高くて綺麗!! 海洋生物の宝庫です。

  • 森戸デニーズ

    日本で一番眺めのいいデニーズ(のはず)!! テラス席から見える景色は最高。みちると龍一が、よく打ち合わせをするお店です。

  • ヒロさんの海小屋

    葉山の秘密の社交場で、素敵な大人のワンダーランド。みちると優斗の大切な場所は、実在するのですよ。

  • 夕景

    みちると優斗が並んで見ていた、夕暮れの海。

  • 森戸神社

    花火大会の夜、みちると優斗が待ち合わせした場所。

  • 秋のりんご畑

    たわわに赤い実をつけたりんご畑。10月半ばから11月が、収穫の最盛期です。

  • りんごの実

    秋の空に映える真っ赤なりんごの実。宝石のように綺麗です。

  • 春のりんご畑

    一面に白い花が美しい5月のりんご畑。

  • りんごの花

    白くて、真ん中がほんのりピンク色。可憐です。

  • 白鳥湖

    みちると優斗が再会した、白鳥湖の遊水地。後ろに見えるのは、常念岳。

究極の純愛に全国の書店員さんが夢中!

まるで韓流ドラマのような甘く切ないお話に胸がキュンキュン。(山本机久美さん/柳正堂書店オギノ湯村SC店)

豪腕、剛速球、真っ向勝負の恋愛小説にドキドキ、ハラハラ、キリキリ振り回されながら、アレヨアレヨの600ページ!(井上哲也さん/大垣書店高槻店)

“折原みとワールド”はいい意味で全く変わってなく、変わってしまった私でも(笑)、あの頃と同じ純粋な気持ちで読めました。(木﨑麻梨子さん/ジュンク堂書店松山店)

まさに王道の恋愛小説。先生の昔の作品を本棚から引っぱり出して読み返してみようと思います。(辰田恵美さん/ながせや広馬場店)

久しぶりに頭に映像を思い浮かべ読んだすごい小説。(冨田昭三さん/明林堂書店別府本店)

恋愛小説ですが恋愛だけじゃなく、色々な要素が詰まった大作でした。(武方美佐紀さん/Seren Dip明屋書店アエル店)

登場人物の細かな感情の動きがストーリーを生き生きとさせていて、小説だから味わえるこの面白さがたまらない!(鶴田真さん/正文館書店)

ただのメロドラマで終わらず、ぐいぐいと引きつけるリーダビリティは、さすが折原先生!(佐伯敦子さん/有隣堂伊勢佐木町本店)

たくさんの人が魅了される素敵な物語の魂が、ぎゅっとここに濃縮されています。(山本亮さん/大盛堂書店)

自分もそこにいたかのような時間を彼等と共に堪能できました。(大輪宣子さん/紀伊國屋書店泉北店)

天国的なボリュームで綴られたこの作品は、記憶に刻むべき価値がある。(内田剛さん/三省堂書店営業企画室)

これから恋をする人たちにオススメなのはもちろんだけど、恋なんてとっくの昔に忘れちゃったというオトナにもぜひ読んでほしい1冊。(久田かおりさん/精文館書店中島新町店)

ページをめくる手ももどかしく、早く、早く続きが読みたくて仕方ありませんでした! 早く、早く、みちると優斗、幸せになってー!!と何度、心の中で叫んだか分かりません。(江連聡美さん/書泉ブックタワー)

王道だけどありきたりではない。恋愛小説だけどすごくリアリティーがあって、それでいて温かみのある小説。ちょっとこういう作品は他に思いつかないです。(貝塚知香さん/イケヤ文楽館高林店BOOK館)

折原みと(おりはら・みと) イメージ
折原みと(おりはら・みと)

1985年に少女マンガ家として、'87年に小説家としてデビュー。'91年刊行の小説『時の輝き』が110万部のベストセラーとなる。講談社ホワイトハートの人気シリーズ『アナトゥール星伝』や同コミック版(ポプラ社)、KCデザートコミックス『天使のいる場所~Dr.ぴよこの研修ノート』『永遠の鼓動(おと)』、小説『制服のころ、君に恋した。』『天国の郵便ポスト』(以上、講談社)『乙女の花束』『乙女の初恋』(ポプラ社)といったマンガ、小説の他、エッセイ、絵本、詩集、料理本、CDなどで幅広く活躍。2017年に小説家デビュー30周年を迎えた。

『幸福のパズル』書影
著: 折原みと

倉沢みちるは葉山で生まれ育った純粋でひたむきな女の子。高3の夏、老舗ホテルの御曹司の蓮見優斗と恋に落ちるが、花火大会の夜、行き違いから悲しい別れを迎える。5年後、再会した二人は急速に惹かれ合う。好きな人と過ごし、好きな小説を書き、人生で初めて幸せに身を委ねたみちるだったが、それは束の間の“幸福”だった……。人は、どこまで愛を貫けるのか。何度も引き裂かれながら、二人が“青い鳥”を探す現代の純愛小説。

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