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【人気シリーズまとめ】最新刊『幻想温泉郷』でヒロイン復活!

2016.12.17
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抱えた痛みを、後悔を、なかったことにしますか?

シリーズ累計38万部突破! 『幻想郵便局』待望の続刊!

作者からのメッセージ

『幻想郵便局』のヒロイン、安倍アズサが、帰ってきました。

『幻想温泉郷』のはじまりです。 このたびも登天郵便局の人たちに仕事を丸投げされて、アズサは“罪を洗い流す温泉”というものを探します。これを見つけ出さないと、あの世とこの世を結ぶ登天郵便局が取りつぶされるかもしれないのですから大変です。だけど、肝心の登天郵便局の面々はといえば……?

勤めていた会社がなくなって、いざ専業作家に──それにしても心細くて、自分の精神的な居場所を求めて書き始めたのが『幻想シリーズ』でした。怖いんだけど、とぼけていて、でもただ者ではないキャラクターたちとともに過ごしてきた本シリーズも、はや5作目。今回は、舞台を1作目の登天郵便局にもどして、思いっきり楽しんで書きました。

小説を読んでも読まなくても、人生は厳しくて、現実はまったなしです。でも、やっぱりページをめくればいつもの仲間が待っている。そんな物語に仕上がっていたら、嬉しいです。どうか、よろしければ、アズサといっしょにナゾの温泉を探してみてください。

堀川アサコ:1964年、青森県生まれ。2006年『闇鏡』で第18回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。主著に「幻想シリーズ」の『幻想郵便局』『幻想映画館』『幻想日記店』『幻想探偵社』、「たましくるシリーズ」の『たましくる―イタコ千歳のあやかし事件帖』『これはこの世のことならず』、ノンシリーズに『大奥の座敷童子』『小さいおじさん』『三人の大叔母と幽霊屋敷』『おちゃっぴい』などがある。

著:堀川アサコ

登天郵便局は、亡くなった人が成仏する前に寄る郵便局。来た人は貯金窓口のオンライン端末で生前の善行を「功徳通帳」に記入し、地獄極楽門をくぐって次の世へと渡る――はずが、門の手前で突然消える人が続出。成仏できない人たちは、どうやら生前、罪を洗い流す温泉に入っているらしい。占い師によると、その温泉郷を探し当てるにはふたご座B型の女性が必要だという。それはまさに、探し物が得意なアズサのことだった。

著:堀川アサコ

女子が苦手な中井海彦は、野球部に所属する中学二年生。ある日、父親から受験のためにクラブ活動を二年生までで辞めるように言われショックを受けた海彦は、顧問に練習を休みたいと申し出る。急に暇になってしまった海彦は、帰宅の途中で、入学時から気になっていた女子・楠本ユカリの生徒手帳を拾う。小路の先にユカリ本人の姿を発見し、急いで跡を追う。ユカリが向かったビルの6階には「たそがれ探偵社」と書かれていた。

著:堀川アサコ

大学一年生の友哉が雑木林の茶畑で出会った謎の美女、猩子。彼女が営んでいるのは、「あなたにぴったりの日記が見つかる」日記堂というお店。友哉は日記堂で働くことになる。猩子が日記堂を開いている理由は、「ある日記」を探し続けているかららしい。「ある日記」とは一体何か? そしてその日記を探さなければならない理由は? そんな時に世間をにぎわせている「怪盗花泥棒」の盗難予告が――。

著:堀川アサコ

『幻想郵便局』で大ブレイク。ほんのり恐怖でほっこりとする「癒しファンタジー」に恋が加わった! 趣味はシリトリ。古風な高校生スミレは、ある日父の不倫現場を目撃。後を追い、商店街の映画館に迷い込む。そこで映写技師に一目惚れしたスミレは、アルバイトを始めることに。そこは実は「走馬灯」を上映する不思議な映画館だった。恋するスミレは商店街の行方不明事件に巻き込まれる! (『幻想電氣館』改題)(講談社文庫)

著:堀川アサコ
発売中

就職浪人中の安倍アズサは、「なりたいものになればいい」と親から言われてきたけれど、なりたいものってなんだかわからない。そんなときに特技欄に“探し物”と書いて提出していた履歴書を見て、アルバイト決定の連絡が。アルバイト先は、山の上、ぽつんとたたずむ不思議な郵便局。そこで出あった不思議な人々と不思議な世界とは……。ようこそ、登天郵便局へ。オリジナルのものから改稿し、さらにグレードアップ!

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