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【名作発見】降伏、終戦の日。なぜ日本はいつも通り平和だったのか?

村のエトランジェ
(著:小沼丹)
2016.12.04
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終戦の日といえば、もっと国民全員ヒザをついて大号泣みたいなイメージがありましたが、そうでもなかったようです。この作品はフィクションですが、著者は終戦の頃、信州に疎開していたそうなので、この風景はわりとリアルなものなのではないかなと。3コマ目の歌は「極道小唄」とか「ヤクザ小唄」というものらしいです。不良はみんな歌ってたそうです。(カラスヤ)

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『村のエトランジェ』書影
著:小沼丹

都会的感覚で描かれた戦時下の心象風景。小さな村に疎開してきた美しい姉妹。ひとりの男をめぐり彼女らの間に起こった恋の波紋と水難事件を、端正な都会的感覚の文章で綴った表題作ほか、空襲下、かつての恋人の姿をキャンバスに写すことで、命をすりへらしていく画家との交流をたどる「白い機影」など、初期作品8篇を収録。静かな明るさの中に悲哀がただよい、日常の陰影をさりげないユーモアで包む、詩情豊かな独自の世界。小沼文学への導きの1冊。

レビュアー

カラスヤサトシ イメージ
カラスヤサトシ

1973年生まれ。漫画家。著作に『カラスヤサトシ』『カラスヤサトシのおしゃれ歌留多』『強風記』『喪男の社会学入門』『毎日カラスヤサトシ』『オレは子を見て育とうと思う』『カラスヤサトシの世界スパイス紀行』『おとろし』など多数。『アフタヌーンはカラスヤサトシのもの』を「アフタヌーン」で連載中。近刊に新書館『カラスヤサトシの孫子まるわかり』、講談社『カラスヤサトシ』9巻、リイド社『カラスヤサトシの戦国散歩』があります。

近況:仕事場に仮眠の場を設けて以降、油断するとずっと仮眠しております。


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