今日のおすすめ
もうすぐ、待ちに待った〝クリスマス″! 街のイルミネーションや友達とのイベントにプレゼントも楽しいけど、「クリスマスにピッタリの本を読む」ことを青い鳥文庫はおすすめします! 今回は厳選された5冊をピックアップしました。ぜひ読んでみてください。あなたの〝クリスマス″が一層豊かなものになるでしょう!
世界中で愛されているカナダの小説、『アン・オブ・グリン・ゲイブルス』。日本で広く知られている『赤毛のアン』というタイトルを思いついたのは、翻訳者である村岡花子(1893~1968)です。村岡花子は、第2次世界大戦中、防空壕に原稿を持ち込むなど苦労を重ねながら『アン・オブ・グリン・ゲイブルス』の翻訳をすすめ、戦後、1952年(昭和27年)、日本の読者にようやく紹介することができました。50年近く愛されているこの村岡花子訳を、原作出版100周年の2008年、青い鳥文庫では、新装版として編み直しました。児童向けとして割愛されていたエピソードを新たに収録、「さんざし」「いちご水」「腹心の友」など、往年のアンのファンに親しまれてきた表現はそのままに、「さしこ」は原語の「キルト」にもどすなど、いまの読者に、より親しみやすくしました。3代にわたって楽しめる「赤毛のアン」シリーズ。あなたも青い鳥文庫版で、アンと「腹心の友」になりませんか。
1年のなかで、もっとも楽しい行事のひとつがクリスマス。イエス・キリストの誕生を祝ったのが、その始まりとされています。では、イエス・キリストとは、どんな人だったのでしょうか? イエスの生涯を描いた新約聖書が、イラスト付きでわかりやすい1冊に。読めばクリスマスがより楽しみになることまちがいなしです。巻末には『黒魔女さんが通る!!』シリーズの石崎洋司先生による解説を収録。
関連記事
-
2016.07.23 特集
【まとめ】戦後最大ベストセラー『窓ぎわのトットちゃん』再び!
-
2016.06.15 特集
『ルドルフとイッパイアッテナ』ついに映画化&ぬいぐるみプレゼント!
『ルドルフとイッパイアッテナ』著:斉藤洋
-
2016.11.13 特集
のぶみ最高傑作『ママがおばけになっちゃった!』53万部の感動レター
『ママがおばけになっちゃった!』著:のぶみ
-
2016.08.24 インタビュー
【8歳の恋】大人の想像よりずっと真剣で、不思議で、ときめいてる。
『ハルとカナ』著:ひこ・田中 絵:ヨシタケシンスケ
-
2016.11.26 特集
『100万回生きたねこ』40周年──とらねこプレゼント&「幻の猫本」復刊
人気記事
-
2024.04.02 レビュー
ホスト、立ちんぼ、トー横……慶応女子大生が歌舞伎町で暮らし取材してきた生の声
『ホスト!立ちんぼ!トー横! オーバードーズな人たち ~慶應女子大生が歌舞伎町で暮らした700日間~』著:佐々木 チワワ
-
2024.04.01 レビュー
人間力がすごすぎる、栗山英樹さんの熱い人生哲学
『信じ切る力 生き方で運をコントロールする50の心がけ』著:栗山 英樹
-
2024.03.28 レビュー
理系に強い子どもに育てるヒント満載! 数学センスを磨く新しい勉強法
『中学数学で磨く数学センス 数と図形に強くなる新しい勉強法』著:花木 良
-
2024.03.26 レビュー
どこにでもいる!? 人間関係の悩みを生み出す人の生態
『職場を腐らせる人たち』著:片田 珠美
-
2024.03.27 レビュー
SNSでことばの事故を起こさない方法とは!? 日本語ラップは言語芸術!?『日本語の秘密』
『日本語の秘密』著:川原 繁人