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【クリスマスに本を贈ろう】幸せな気持ちになれる、青い鳥文庫の5冊

もうすぐ、待ちに待った〝クリスマス″! 街のイルミネーションや友達とのイベントにプレゼントも楽しいけど、「クリスマスにピッタリの本を読む」ことを青い鳥文庫はおすすめします! 今回は厳選された5冊をピックアップしました。ぜひ読んでみてください。あなたの〝クリスマス″が一層豊かなものになるでしょう!

2016.12.03
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『クリスマスキャロル』書影
著:C.ディケンズ 訳:こだまともこ 絵:杉田比呂美

クリスマスイブだというのに、ケチで心の冷えきった孤独なスクルージには、まったくおめでたいとは思えない。その夜、7年前に亡くなった仕事仲間の霊がやってきて、スクルージを助けるために3人の霊をよこすという。過去、現在、未来の霊が彼に見せたものとは? ――100年をこえて世界中の人々に愛されてきた、心あたたまるクリスマスの物語を、読みやすく美しい日本語で。

『赤毛のアン(新装版)』書影
著:L.M.モンゴメリ 訳:村岡花子 絵:HACCAN

世界中で愛されているカナダの小説、『アン・オブ・グリン・ゲイブルス』。日本で広く知られている『赤毛のアン』というタイトルを思いついたのは、翻訳者である村岡花子(1893~1968)です。村岡花子は、第2次世界大戦中、防空壕に原稿を持ち込むなど苦労を重ねながら『アン・オブ・グリン・ゲイブルス』の翻訳をすすめ、戦後、1952年(昭和27年)、日本の読者にようやく紹介することができました。50年近く愛されているこの村岡花子訳を、原作出版100周年の2008年、青い鳥文庫では、新装版として編み直しました。児童向けとして割愛されていたエピソードを新たに収録、「さんざし」「いちご水」「腹心の友」など、往年のアンのファンに親しまれてきた表現はそのままに、「さしこ」は原語の「キルト」にもどすなど、いまの読者に、より親しみやすくしました。3代にわたって楽しめる「赤毛のアン」シリーズ。あなたも青い鳥文庫版で、アンと「腹心の友」になりませんか。

『聖書物語 新約編(新装版)』書影
著:香山彬子 絵:藤田香

1年のなかで、もっとも楽しい行事のひとつがクリスマス。イエス・キリストの誕生を祝ったのが、その始まりとされています。では、イエス・キリストとは、どんな人だったのでしょうか? イエスの生涯を描いた新約聖書が、イラスト付きでわかりやすい1冊に。読めばクリスマスがより楽しみになることまちがいなしです。巻末には『黒魔女さんが通る!!』シリーズの石崎洋司先生による解説を収録。

『飛ぶ教室』書影
著:E.ケストナー 訳:山口四郎 絵:滝平加根

先生が大好きな生徒、生徒を心から愛する先生。学校でまきおこるさまざまな事件をとおして、友情と正義と勇気のたいせつさを、身にしみて教えてくれます。E.ケストナーが人生の真実を教える、血もなみだもある、あたたかいお話。

『若草物語(新装版)』書影
著:L.M.オルコット 訳:中山知子 絵:藤田香

「プレゼントのないクリスマスなんて!」――そうため息をつくのは、メグ、ジョー、ベス、エミーの仲よし四姉妹。大好きなお父さまも、南北戦争へ。そんなちょっぴりさびしいクリスマスで幕をあける、涙と笑いと愛に満ちた1年間の物語。おとなりに住む小さな紳士、ローリーといっしょに、あなたもゆかいなマーチ家の姉妹と、どうぞお近づきになってね。

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