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【名作発見】第二次大戦開戦時、軽井沢に外国人が集まりチャリパク?
イタリア人、ノルウェイ人、ポーランド人、スペイン人、フランス人、そしてドイツ人らしき人の姿も。みな切迫した表情でミサに集まっていたとあります。のちに「第二次世界大戦」と呼ばれる戦争の幕開けの頃の光景。当時の軽井沢の外国人コミュニティはそんな広くなさそうなので、もしチャリパクなら即バレすることでしょう。ポーランドの少女であったと思います。(カラスヤ)
レビュアー
1973年生まれ。漫画家。著作に『カラスヤサトシ』『カラスヤサトシのおしゃれ歌留多』『強風記』『喪男の社会学入門』『毎日カラスヤサトシ』『オレは子を見て育とうと思う』『カラスヤサトシの世界スパイス紀行』『おとろし』など多数。『アフタヌーンはカラスヤサトシのもの』を「アフタヌーン」で連載中。近刊に講談社『カラスヤサトシ』9巻、リイド社『
近況:台風接近中と知らず、終日出歩いておりました。
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