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全国書店員に涙。──かりゆし58から着想、有川浩の最高峰!

「過去は変えられない。変えられるのは、今だけだ」
母と過ごす三日間。恩返しは、今からでも遅くない。

2016.07.14
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過去を許し、未来を照らす。有川文学の到達点!

『アンマーとぼくら』表紙

装幀:カマベヨシヒコ

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休暇で沖縄に帰ってきたリョウは、親孝行のため元・ツアーガイドの「おかあさん」と島内を観光する。一人目の「お母さん」はリョウが子どもの頃に亡くなり、再婚した父も逝ってしまった。子どもの頃に、父と「おかあさん」と沖縄で過ごした日々を思い出しながら観光を続けるうち、リョウは何かがおかしいことに気がつく。かりゆし58の名曲「アンマー」に着想を得た感動長編。

全国書店員さんから感動の声、続々!

挿絵(金魚)

どこまでも切なく悲しく…果てしなく透明で…とびきり清々しい…壮大な自然の姿とささやかな人間の営みが重なりあい、過去と今とが溶けあって見たこともない強く激しく美しい風景を見せてくれる――母なる海と父なる土地から授かった、天から降り注ぎ、地から涌きあがるような感動を体験できる“神様の贈り物“のような作品だ。小説は時としてこんな奇跡を醸し出す。眩しい生命の輝きがとりわけ印象的。後悔のない人生のために…誰もが優しい気持ちになれる…読み継がれるべき名作の誕生だ―― (三省堂書店営業企画室/内田剛さん)

好きです! 好きです沖縄! ラブタコス! 私の中のなけなしの何かすごく良きものはもはや真っ黒いもじゃもじゃで頑丈に覆われ死にたえつつありましたが、あ、まだあるんだぁ! と自分が驚くほど自然にむき出しになって泣きました。もう知ってる知ってる、親父がお母さんのこと大好きで忘れられないの超知ってるよって思ってたけどあんなに泣かないでもいいじゃないねぇ! くそぅ! もう終始、バーカ! バーカ! ですよ。クソ親父め! あぁ腹減った。パパイヤイリチーをワンバウンドさせたい…… (三省堂書店池袋本店/新井見枝香さん)

とても不思議な小説だが、すっと世界に入っていける。家族の絆、金ちゃんとリョウの絆……大切なものを再確認して前に進んでいける気持ちになる一冊だ(東京旭屋書店池袋店/北川恭子さん)

沖縄の不思議なパワーと家族の絆を感じました(谷島屋書店呉服町本店/原川清美さん)

二人目のおかあさんと過ごす沖縄での3日間。子供すぎる父親にイラついたり、呆れたり。そんな父でもやっぱり愛おしく思う気持ち。そんな父をまっすぐに愛したお母さんとおかあさん。お母さんを恋しいと思う気持ちと、新しいおかあさんを大切に思う気持ち。愛情表現は違えども、確かにそこにあるそれぞれの愛と、沖縄の懐の深さに涙した(東京旭屋書店新越谷店/猪俣宏美さん)

家族の大切さを教えてくれる今年一番の感動作!(紀伊國屋書店玉川高島屋店/河合洋平さん)

大変おもしろく、時には涙しつつ読ませていただきました。私はまだ沖縄に行ったことがないのですが、いつか、この本をガイドブックに母と一緒に沖縄へ行ってみたいと思いました(紀伊國屋書店さいたま新都心店/渡辺真紀子さん)

二つの土地に共通するのは、蒼い空と神聖なる台地。水平線と地平線。ぼくに与えられた三日間の奇跡は、人生の軌跡であり、新たなる出発点でありました。涙が溢れ、心が温まり、自然と穏やかに、人類、否、全ての生ある者達の幸せを願う気持ちが、湧き上がってきました。そんな、心優しくなれるお話です。素晴らしい物語を、有難う。幸せな家族達の時間が、何時までも続きますように(大垣書店高槻店/井上哲也さん)

またしても、有川先生にやられた!と思いました。やっぱり泣いてしまった。家族のことを今まで顧みることのなかった人にぜひ、読んで欲しい作品。読んでいる間、揺れる波の音をバックに、どこまでも青い海が広がっていました。目には怒涛の涙が……家族を改めて大切にしたい(これから大事にしていこう!でもいい)と心から思える作品でした(書泉ブックタワー/江連聡美さん)

目には見えないハズの家族の絆が見える奇跡。家族はバラバラだと思ってても、それぞれがどこかでつながっていて、気がつけば幸せを感じるんだなと思いました(岩瀬書店富久山プラスゲオ店/吉田彩乃さん)

有川さんが描く、互いに大切に想っている者同士の感情のぶつかり合う瞬間の描写が大好きです。読むごとに彼らが愛しく、身近な人間に感じられます。本当に、いま口にするべき、いま行動に移すべきことだらけなのが人生で、それをいくつも逃してしまうのも人生。きっと多くの人に愛される作品になります(宮脇書店本店/藤村結香さん)

夜から読み始めて明け方まで一気に読んでしまいました。空が明るくなってきた頃には、号泣していました。とても、とても優しい小説でした。家族愛、夫婦愛、ふるさと愛、たくさんのものが詰まっている優しい小説でした。冒頭から不思議な雰囲気と共に、何故だか泣きたくなるような切なさが漂っていたのですが、「三日目」からはもう駄目でした。堪え切れませんでした。涙は出るけれど、読後は暖かい気持ちになれる小説でした(あおい書店中野本店/栗原苑子さん)

過去と現在がつながる不思議な島の物語を読みながら、私自身の過去と現在もつながっていく感覚がありました。むりやり連れて行かれた第2の故郷の方言が、気候が、人々の気質が大嫌いだったこと。穏やかな人格者であった母方の祖母が父を裏切り者と詰ったこと。身勝手な両親を恨んだこと。父に似ていることを嫌悪しながらもうれしく思ったこと。どこか主人公とリンクして読み進めていくうちに、「親子であっても、人と人である以上、本当に思っていることを言葉にしなければ伝わらない、真の絆は生まれない」という気付きが、心に広がっていきました。そして、「この物語から何を見つけるかは、きっと人によって違うんだろうな」とも思いました。ある人は、自然に対する畏怖と尊敬の念を思い出すかもしれないし、ある人は、短くも情熱的な恋物語に切なさを感じるかもしれない。軽快な文章が体を通り抜けていくのを心地よく思うかもしれない。海のようにたくさんの大切なものが溶け込んだこの物語を読み終えたとき、夏の夕暮れのような物寂しさを感じました。そしてしばらくは、かつて見た沖縄の景色を思い浮かべながら、余韻に浸っていました(ブックスタジオ大阪店/山下玲加さん)

こんなに泣いたのは久し振りです! 主人公リョウと二人の母、そして父。真っすぐさが誤解を招く父の行動に翻弄されながらも、グレずに成長するリョウ。一人目のお母さんと二人目のおかあさんの愛情の深さに、涙が止まりませんでした。家族の在り方について考えさせられました(丸善名古屋本店/竹腰香里さん)

家族の絆って何だろう。血がつながっているのに、お互いのことを上手に表現できず、イライラしたり……でも血がつながっているんだからと心の中で甘えてみたり……言葉に出さなくてもと思うことはあるけれど、有川さんの小説を読むといつも素直に人を愛することのすばらしさを教えてもらえるようで感動します。この小説の主人公はアンマーとの関係で"家族"というものをきちんと考えることができて幸せだなぁと思います。父もアンマーも魅力的です。沖縄という地がどこか不思議な物語を自然にすんなりと私たちの心に落としこんでくれます(平安堂書店長野店/町田佳世子さん)

大切な人との別れを想像すると目をそむけたくなります。そんな時、この優しい物語は、その現実を肯定も否定もすることなく、そっと私に寄り添ってくれるように思います。小さな勇気をありがとうございます(喜久屋書店阿倍野店/市岡陽子さん)

有川さん新境地!! 男の子を育てるっていうことは好きな人の子供の頃を見られるっている絵本のくだりから最後まで泣けて泣けて、こんなに泣けた作品は久しぶりでした。就職が決まり、あとわずかで家を出る息子がいる心情からなのか、男と女の出会いの素晴らしさに心打たれたのか。郷里を年とともに懐かしむ思いも重なり、幾重にも心がふるえる作品です。早くも今年の感動作No.1です!(ジュンク堂書店あべのハルカス店/大江佐知子さん)

沖縄の風土が眼前に広がっていくような心持ちがしました。沖縄という神秘的な島が見せてくれた奇跡と、人々の優しさにただただ涙です。ときにふっと笑えて、あたたかい気持ちになる小説でした(鹿島ブックセンター/山田明日香さん)

沖縄のおおらかな空気と家族と神々しい自然。奇跡のような3日間。子供のようなお父さんにませた息子に、優しく見守る2人の母に、あたたかな気持ちになりました。(ヤドカリやオジギソウのエピソードが特によく、おもわず笑顔に)この夏、たくさんの人に読んでいただきたい小説です。(家族に会いたくなりました)(三省堂書店京都駅店/小出愛美さん)

『泣ける長編小説』……そんななま優しいものではありませんでした。涙腺破壊されました(紀伊國屋書店泉北店/塘浩子さん)

喪った悲しみ、出会った喜びも全て沖縄が包み込む。優しさと愛が溢れこぼれているような物語でした。「変えられるのは今だけ」こんなに勇気づけられる言葉はないと思います。それぞれが胸に秘める愛と想いに涙しました(SHIBUYA TSUTAYA/内山はるかさん)

母親に対して素直になれない少年が少しずつ心を開いていく。そんな、世界に無数に存在するであろう話を有川浩が描いた傑作。「よくある話」だが、唯一無二の話である。母親と過ごす三日間が終わる時、深い感動が訪れる。本当に優しくて、温かくて、切ない。読後は誰もが、自分だけの「アンマーとぼくら」の物語を見つけるだろう(大垣書店イオンモールKYOTO店/辻香月さん)

胸が、グッとしめつけられるけど、涙がじんわりとでて、家族って、人って、なんて愛しく存在が救われるんだろう。自分一人で生きているんじゃない、自然があり、人がいて、自分がいる。ただそれだけなのかもしれないが、私にとって、とても大切なことを気づかせてもらいました(ジュンク堂書店西宮店/水口真佐美さん)

著者プロフィール

著者写真

有川浩(ありかわ・ひろ)

高知県生まれ。2004年10月、第10回電撃ゲーム小説大賞<大賞>を『塩の街』で受賞しデビュー。同作と『空の中』『海の底』を含めた「自衛隊三部作」、アニメ化・映画化された「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『植物図鑑』『三匹のおっさん』『ヒア・カムズ・ザサン』『空飛ぶ広報室』『旅猫リポート』『県庁おもてなし課』『明日の子供たち』『だれもが知ってる小さな国』、初エッセイ集『倒れるときは前のめり』など著作多数。

『アンマーとぼくら』書影
著:有川浩

母と過ごす三日間。恩返しは、今からでも遅くない──。 かりゆし58の名曲「アンマ―」に着想を得た、書き下ろし感動長編。

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