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戦時下の大阪四ツ橋 電気科学館プラネタリウム──カラスヤサトシの文庫で100年散歩
世間知に長けた西野、大学出だがぼやっとした市川、いかついが気の弱い横山。ゆかいな3人組といった風情でも、いつまた戦地に行かされるかわからない身では休日とはいえ悲壮感が漂います。極限の緊張をほぐすのは人肌にふれるのがよいのでしょうか。キレイな人工の星など見てる場合ではないのでしょうか。(カラスヤ)
レビュアー
1973年生まれ。漫画家。著作に『カラスヤサトシ』『カラスヤサトシのおしゃれ歌留多』『強風記』『喪男の社会学入門』『毎日カラスヤサトシ』第1巻など多数。『アフタヌーンはカラスヤサトシのもの』を「アフタヌーン」で連載中。新刊『オレは子を見て育とうと思う』(竹書房)『毎日カラスヤサトシ』第2巻、『『カラスヤサトシ』8巻(講談社)『カラスヤサトシの世界スパイス紀行』(新書館)、『カラスヤサトシの怖いところに手が届く』(集英社)、『おとろし』(秋田書店)大好評発売中です。
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